「バッハかビートルズか」と話題になる名旋律

「バッハかビートルズか」と話題になる名旋律

〝音楽の父〟バッハ生まれる

J.S.バッハ(1685〜1750)作曲、《主よ、人の望みの喜びよ》

ヨハン・ゼバスティアン・バッハを「音楽の父」と呼ぶのは日本の教科書だけらしいが、バッハがいろいろな意味で「音楽の父」であることに間違いはない。最大の理由は、17世紀までの様々な音楽を体系的にまとめ、作曲のスタイルや書き方を誰にでも利用できる方法で、後世の音楽家たちに伝えたことだ。
さらにバッハの一族は16世紀から有名な音楽家一族で、バッハ自身も20人も授かった子供たちのうち4人も大作曲家を育てた「作曲家の父」でもあった。

艶福家の天才作曲家バッハの誕生日は、《主よ、人の望みの喜びよ》で祝おう。彼が義務として200曲以上書いた教会カンタータの第147番《心と行いと生活で》のなかの有名なコラールだ。信仰人の神への賛美が厳かにうたわれるこの曲は、バッハのメロディ創りの素晴らしさが味わえる名旋律。
ロック&ポップスが好きな人に、「ビートルズと同じくらいメロディがいいね」と褒められたりすると、妙に嬉しい。

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