説明
Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/users/0/amadeusrecord/web/store/classical/wp-content/plugins/spider-facebook/spider-facebook.php on line 465
新進気鋭の天才作曲家として大活躍した若き日のマルケヴィッチ。17歳でディアギレフから依頼されてピアノ協奏曲を作曲、コヴェントガーデンでの初演ではピアニストを務め、また、20歳のときには、モントゥーの教えを受けてコンセルトヘボウ管弦楽団を指揮して自作を演奏するなど、その活躍には華々しいものがありました。戦前に自作を録音しているが、マルケヴィチが最も積極的に録音したのは1950年代から60年代にかけてである。グラモフォンにベルリン・フィルやラムルー管とベルリオーズや近代フランス音楽。またEMIとPHILIPSにもストラヴィンスキーやロシア音楽、ベートーヴェンの交響曲などを録音した。マルケヴィッチは本当に多彩で、ロシアものや自国のフランスものを得意としていた。鮮明な色彩と鋭いリズムで曲想をえぐった力強い激しさがあるが、その中に何か優しさを感じる繊細さを感じられる。
「ディアギレフは真に偉大な人物だった。彼は私にとって座長以上の存在だった。私は彼の教養、すべての物事に対する完璧な趣味、他人の才能をいつも認め、また物事に敢然と立ち向かう態度を尊敬していた。」
恩師ディアギレフの没後25年に録音した「ディアギレフへのオマージュ」(EMI)から15年経過して録音した「モンテ・カルロのディアギレフ」と題された2枚組。見開きの部のマリー・ローランサンの挿絵が素晴しい。大判解説書には絵や写真が豊富に収録され眺めるだけでも楽しい。このような大判解説書もレコードならでは。レコード聴きながら繰るのもよし。眺めるだけではなく資料的価値もけっこうあります。LPの世界でも有名な名企画、古き良き時代(戦後のベルエポック)を体感できた特筆すべきセット物です。収録曲:オーリック・うるさ方、ミヨー・青列車、プーランク・牝鹿、サティ・びっくり箱、ソーゲ・牝猫。
RecordLabel | RED WITH SILVER LETTERING |
---|---|
Recording&Weight | STEREO 2枚組(140g/140g) |
Release&Stamper | – |
レビュー
レビューはまだありません。