説明
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セラフィンは、スカラ座をはじめメトロポリタン歌劇場など世界の歌劇場で活躍し、ステラ、ステファーノ、ゴッビらの歌手の力量を引き出す手腕に長けてたいへん信頼の厚かったイタリアの名匠です。スタイリッシュな指揮のなかにも歌手たちの持ち味を十二分に生かして、のびのびと歌わせ数々の名録音を残しています。
本盤を聴き、改めて気付かされるのは無類のセンスのよさ。イタリアの名歌手、イタリアの名匠が繰り広げる、まさに規範的な本場レクイエム。合唱・オーケストラとも各パートごとのフレージングに見られる独特の硬質感が堪らない。いきいきと名旋律に生命が吹き込まれ、勢いと流れるようなドラマ作りが見事です。
声楽陣の明るさを含んだ伸びやかな美声は今ではあまり聴くことのできないものといえるかもしれない。1950年半ばの録音なのに、この透明感と迫力はほとんど奇跡的としか言いようがない。人によっては往年のサウンドの虜になっている人も多いと思いますが、なるほど、純粋に音楽に酔いしれることが出来る稀有な盤、よき時代の名演。
イタリアの名歌手、イタリアの名匠が繰り広げる、まさに規範的な本場レクイエム
イタリア・オペラ、特にヴェルディを得意とするトゥリオ・セラフィンは、1878年ヴェネツィア近郊で生まれ、1968年ローマで没したイタリアの指揮者です。ヴェルディ、プッチーニはもちろん、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニなど、イタリア・オペラを指揮しては、他者の追随を許しませんでした。レコード録音史に残る金字塔と断言しても言い過ぎではありません。
RecordLabel | WHITE&GOLD |
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Recording&Weight | STEREO 2枚組 (160g/160g) |
Release&Stamper | 7K/9K |
録音:1959年8月17〜29日&10月4日 ローマ歌劇場
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