通販レコードのご案内この心地よさはジュリーニならでは、曲の美しさを堪能するには最適な演奏でしょう。「悲愴」というタイトルに即して歌い上げるフリッチャイやマルケヴィッチのようなデモーニッシュさはありませんが、安心してそのメロディーに身を浸すことが出来ます。
《英ブルー・アンド・シルヴァー、オリジナル盤》GB COLUMBIA SAX2368 ジュリーニ チャイコフスキー・交響曲6番「悲愴」 歌に溢れながら気品があり、官能に溺れすぎずいやらしくならないところはジュリーニの真骨頂でしょう。
レッグは1954年に目をかけていたカラヤンがベルリンに去ると、すぐさま当時実力に見合ったポストに恵まれなかったクレンペラーに白羽の矢を立て、この巨匠による最良の演奏記録を残すことを開始した。レッグが EMI を去る1963年まで夥しい数の 正に基準となるようなレコード がレッグ&クレンペラー・フィルハーモニアによって生み出された ― と同時に39歳で名門ミラノ・スカラ座の音楽監督に就任していた カルロ・マリア・ジュリーニ にも密かに目を付けていた。
レッグとジュリーニの出会いは、まさに基準となるようなオペラ作りからスタートしたと言っても過言でない!!その証左として、クレンペラー盤に先んじる形で、モーツァルトの フィガロの結婚&ドン・ジョバンニ 等々の英コロンビアを代表する名盤が、世に送り出された。本盤はその勢いと余力でレッグ&ジュリーニ・フィルハーモニア管が作り出した名盤と云えると思います。ジュリーニのこの後の活躍が本盤からハッキリ窺えます。イギリス・オリジナル盤、ステレオ録音。ウォルター・レッグの製作。
通販レコード詳細・コンディション、価格
プロダクト
- 品番
- 34-21480
- 商品名
- GB COLUMBIA SAX2368 ジュリーニ チャイコフスキー・悲愴
- レコード番号
- SAX2368
- 作曲家
- ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
- オーケストラ
- フィルハーモニア管弦楽団
- 指揮者
- カルロ・マリア・ジュリーニ
- 録音種別
- STEREO
コンディション
- ジャケット状態
- M-
- レコード状態
- M-
- 製盤国
- GB(イギリス)盤
ブルー・シルヴァーと呼ばれもするステレオ録音レコードのオリジナル・ラベル。
薄い水色(ターコイズブルー)に銀の網掛けがベースとなり、黒色でレコード詳細が記述されている。中央上部に音符のマーク、その下に COLUMBIA の文字、中央に「 stereo phonic 」と描かれている。
華やかで重厚なレーベルデザインは中古レコードコレクターの人気を集めており、 ほとんどのブルー・シルバー・レーベルは高価で取引されている。SAX 2307 (コーガン ブラームス・ヴァイオリン協奏曲)、SAX 2263 (シュタルケル ドボルザーク・チェロ協奏曲)は1万円を超える。
SAX 2252 から 2539 まで(除 2526、2532)の初版ラベルとして利用された。
BLUE&SILVER ORIGINAL, STEREO 1枚組(150g), Release 1961。
通販レコード
- オーダー番号34-21480
- 販売価格27,500円(税込)
プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。
ジュリーニは全集をつくるなど、企画のための企画を嫌う ― というよりは、本当に愛している曲しか振らない人だった。
例えばチャイコフスキーの交響曲第5番は録音のその日にジュリーニが『この曲は私には分からない。』といってドタキャンしたという話を読んだことがあります。壮年期の演奏なので、晩年のようにテンポも極端に遅くならずに音楽に張りがあり、「悲愴」というタイトルに即して歌い上げることのできる曲だが、ジュリーニは決してそんな安易な手はとらない。あくまでも音楽の純粋美を追及し、正統性を保ちつつ、その中から真の感動を作り上げてゆく好感のもてる演奏。ロス・フィルとの DGG 盤にない魅力が本盤には有ります。
入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。