俗世の欲得抜きの枯れた境地☆エヴァーグリーン バックハウス、ベーム指揮ウィーン・フィル ブラームス・ピアノ協奏曲第2番

俗世の欲得抜きの枯れた境地☆エヴァーグリーン バックハウス、ベーム指揮ウィーン・フィル ブラームス・ピアノ協奏曲第2番

鍵盤の獅子王と異名をとる日本でとりわけ人気の高いピアニスト、バックハウスによるブラームス。80歳を超えた大家が、ベーム/ウィーン・フィルによる極上のバックを得て、堅固に構築された様式感をもって堂々たるピアノをきかせている。発売以来一度たりともカタログから消えたことのない、まさにエヴァーグリン的な名盤と称せましょう。 通販レコードのご案内《蘭プレス盤》NL DECCA JB94 バックハウス/ベーム/ウィーン・フィル ブラームス ピアノ協奏曲第2番 バックハウスのピアノですが、言い尽くされている通り特徴が無いのが特徴といえるでしょうか。要は、テクニックをひけらかすわけでもなく、その澄んだ音色ともあいまって、ひどくシンプルなのです。  でも、繰り返し聞いていると、何か、そのピアノが、まるで、融通無碍(ゆうずうむげ)の境地で、自由にブラームスの音符と戯れているように、静かな所は静かに激しいところは激しく聴こえて来るところが、彼の魅力と言えるでしょうか。  このバックハウスを土台からしっかり支えているのが、壮年期で充実しかけたベーム。そのテンポも速く、劇的な演出はどこにもないが、曲が進むに連れて熱気を帯びてくる。  それがベームの解釈であろうが、ウィーン・フィルの奏者達のブラームスへの献身こそが活気を呼び起こしているのかもしれませんね。  アコースティックな響きを伴ってベームが迫ってくる。そういう印象が強い再生音です。  音圧が高く、音に密度と力がある。高域の空間と伸びは適度。低域は空間が広く、密度のある音。チェロをはじめとする弦楽器も温かい音色で、高低の分離も良い。ことブラームスに関しては、一歩も二歩も止揚していると感じ入ります。お互いに晩年に差し掛かり 枯れた境地 が伝わって参ります。イギリス・プレス盤、ステレオ録音。1967年4月14〜18日にウィーン、ムジークフェラインザールでのセッション録音。エンジニアはクレジット無し。優秀録音、名盤。■ SXL.6322 通販レコード詳細・コンディション、価格 プロダクトレコード番号JB94作曲家ヨハネス・ブラームス演奏者ウィルヘルム・バックハウスオーケストラウィーン・フィルハーモニー管弦楽団指揮者カール・ベーム録音種別STEREOオランダ・デッカ・プレス, STEREO 1枚組(110g),Stamper 10G/3D。 販売レコードのカバー、レーベル写真 コンディションジャケット状態M-レコード状態M-製盤国NL(オランダ)盤通販レコード詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。  オーダーは 品番 / 34-27177 販売価格 2,200円(税込)  レコードのステレオ録音は、英国 DECCA が先頭を走っていた。英 DECCA は、1941年頃に開発した高音質録音 ffrr の技術を用いて、1945年には高音質 SPレコードを、1949年には高音質 LPレコードを発表した。その高音質の素晴らしさはあっという間に、オーディオ・マニアや音楽愛好家を虜にしてしまった。ステレオ録音黎明期(れいめいき)1958年から、FFSS ( Full Frequency Stereo Sound )と呼ばれる先進技術を武器に、数多くの優秀なステレオ録音のレコードを発売し、アナログ盤時代の高音質録音の代名詞的存在として「ステレオはロンドン」というイメージを決定づけ君臨しつづけた。1958年より始まったステレオ・レコードのカッティングは、世界初のハーフ・スピードカッティング。 この技術は1968年ノイマン SX-68 を導入するまで続けられた。 最近のワイドレンジだけれどもどこか薄い音とは違う… その真相はニール・ヤングによる今のアナログ・レコードへのダメ出しが分かりやすい。  現在は CD 音源、ハイレゾ音源、デジタル・ストリーミング音源と音質も方式も様々だが、アナログ・レコードもアメリカのアンティークショップから発売されるものを中心にブームになっている。 自身もストリーミング会社を起こしたニール・ヤングがアナログ・レコードに対して物申した。 現在のアナログ・レコードは CD マスター音源から作られており CD を超える音質となっていないそうだ。そして、これはデジタルよりもアナログが優位だとは言ってはいない。  SACD で日常的に聴いているとワイドレンジにゆとりがあることが感じられる。デジタル録音はアナログ・マイクで拾った音をデジタル化される。CD 用のマスター音源は、これにイコールではない。市販されている CD は規格が定められていて容量に制限が有る。 低い音、高い音(正確には周波数帯だが)を CD に入れられる範囲にカットされている音を聞いている。 一方、その昔のアナログ・レコードはアナログで録音され、その音源からレコードを製作していたので全ての拾える限りの音を捉えていました。ただプレス時の条件で個体差があるし、再生を重ねた時の摩耗、そして40年、50年もたった当時のレコード盤に使用されたマテリアルの経年劣化など、レコード盤の物理的な限界はあるとしてもね。  デジタルは経年劣化や摩耗による低音の破壊は起こらない。ハイレゾ音源とは、デジタル録音した時にカットしていない音質を保ったままデジタル化した音源だ。(アナログは60分の音楽は60分分の録音テープが必要ですが、デジタルでは一様ではない。だから一概には定められないが、現在の市販 CD にハイレゾ音源のそのままを入れると10分ぐらいの再生しかできないので商売に成り立たない。)マーティ・フリードマンもタモリ倶楽部で空耳アワード2015の回の時に音楽はベースラインが心地よいのに、「パソコンで音楽聞くと悲しくなります。ベースが聞こえないじゃないですか」って嘆いていましたね。 CDはAmazonで 協奏曲ディスク史上に輝く、人類の持つ至宝 プロデュースは、DECCA でブリテンやケルテスの録音を担当したレイ・ミンシャルで、エンジニアのマイク・マイルズとのコンビで収録に当たりました。1956年以来1980年代にいたるまで、デッカのウィーンにおけるステレオ・セッションのホームグラウンドとなったゾフィエンザールは、19世紀前半に浴場として建てられ、その後舞踏会場として使われていた建物で、ヨハン・シュトラウスも頻繁に舞台に立ちました。このホールは、細部の音まで明晰に収録・再現しようとするデッカのレコーディング・ポリシーに最適で、伝説的なショルティの《ニーベルングの指環》をはじめとする、デッカ・サウンドの代名詞となった名録音が次々と生み出されました。  このブラームスもその1枚で、バックハウスが、巨匠カール・ベーム(1894~1981)指揮するウィーン・フィルと、1967年に英 DECCA に録音したブラームスのピアノ協奏曲第2番は、渋みを持った美しいソロ・ピアノ(ベーゼンドルファー)を中心に、その背景に、シルキーでしかも厚みのある弦楽パート、香ばしい輝きを放つ金管、ウィンナ・オーボエやクラリネットなど個性的な響きを披露する木管などをくっきりと立体的に再現し、録音後、ほぼ半世紀を経た現在も、その鮮明なサウンドの魅力は色あせていません。  この曲をフィジカルに熟知しているウィーン・フィル、その構成感に徹底的に通じたベーム、そしてその両者を身に付けたバックハウスのあいだには一部の隙もなく、80歳を超えた大家が、ベーム/ウィーン・フィルによる極上のバックを得て、堅固に構築された様式感をもって堂々たるピアノをきかせている。出来上がった演奏は豊かな風格を持ち、細部に至るまですべての要素がよく手の内に入っている。押し出しよく、伝統的な要素にも配慮が行き届き、間然とするところがない。まさに当協奏曲の大作の『金看板(盤)』と称してもおかしくないような存在感で、発売以来一度たりともカタログから消えたことのない、まさにエヴァーグリン的な名盤と称せましょう。 (さらに…)...
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FFSSの真価を発揮*巨大なスケール・迫力・凄み カーゾン、セル指揮ロンドン響 ブラームス・ピアノ協奏曲第1番

FFSSの真価を発揮*巨大なスケール・迫力・凄み カーゾン、セル指揮ロンドン響 ブラームス・ピアノ協奏曲第1番

淡々とした美しさを奥深い透明感で貫いて描ききる素晴らしい名演。巨匠ジョージ・セルのドライヴするロンドン響の大迫力のオーケストラと、クリフォード・カーゾンの美しいピアノ、カルーショー&ウィルキンソンの優秀録音と、すべてが揃った名演・名盤。SXL6023のLONDONレーベル版、英国プレスです。 通販レコードのご案内《英プレス、ワイドバンド、英国ED2相当盤》GB LONDON CS6329 カーゾン・セル・ロンドン響 ブラームス・ピアノ協奏曲1番 カーゾンは弾力的なリズム感と固い構成感で全体を見失わせない実に上手い設計で聴かせてくれるピアニストです。ブラームスの、エッジの効いた冒頭から終わりまで息もつけぬ緊張感を味わえます。  磨きぬかれた輝かしい音色、ニュアンスに富んだ表現力、優れた音楽性、筋のよい安定したテクニックと、あらゆる面において現代のピアニストの水準を上回る。ジョージ・セルの伴奏も秀逸。  ここでは、英 DECCA 社は FFSS 録音の優秀さを知らしめようと指揮者には御大セルを起用、ズシリと腹に響く低音の凄みから繊細な高音域まで、DECCA ならではの生々しいサウンドに捉えられており、どこまでも高揚する崇高な音楽が見事なマッチングを見せているので、セルとしても滅多にないほどすごい演奏をかなりの情報量で伝えてくれているのです。巨大なスケールと金管の迫力、低弦の凄みには言葉もありません。1962年5月にロンドン、キングズウェイ・ホール、優秀録音、名演、名盤。 通販レコード詳細・コンディション、価格 Clifford Curzon / George Szell, Brahms, The London Symphony Orchestra ‎– Brahms: Piano Concerto No. 1 In D Minor Op. 15, LONDON ‎– CS 6329プロダクトレコード番号CS6329作曲家ヨハネス・ブラームス演奏者クリフォード・カーゾンオーケストラロンドン交響楽団指揮者ジョージ・セル録音種別STEREOWIDE BAND GROOVED ED2 ORIGINAL相当, STEREO 1枚組(150g),Release 1962,Stamper 3G/4G。 販売レコードのカバー、レーベル写真 コンディションジャケット状態M-レコード状態M-製盤国GB(イギリス)盤通販レコード詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。  オーダーは 品番 / 34-27422 販売価格 6,600円(税込)  レコードのステレオ録音は、英国 DECCA が先頭を走っていた。英 DECCA は、1941年頃に開発した高音質録音 ffrr の技術を用いて、1945年には高音質 SPレコードを、1949年には高音質 LPレコードを発表した。その高音質の素晴らしさはあっという間に、オーディオ・マニアや音楽愛好家を虜にしてしまった。ステレオ録音黎明期(れいめいき)1958年から、FFSS ( Full Frequency Stereo Sound )と呼ばれる先進技術を武器に、数多くの優秀なステレオ録音のレコードを発売し、アナログ盤時代の高音質録音の代名詞的存在として「ステレオはロンドン」というイメージを決定づけ君臨しつづけた。1958年より始まったステレオ・レコードのカッティングは、世界初のハーフ・スピードカッティング。 この技術は1968年ノイマン SX-68 を導入するまで続けられた。 最近のワイドレンジだけれどもどこか薄い音とは違う… その真相はニール・ヤングによる今のアナログ・レコードへのダメ出しが分かりやすい。  現在は CD 音源、ハイレゾ音源、デジタル・ストリーミング音源と音質も方式も様々だが、アナログ・レコードもアメリカのアンティークショップから発売されるものを中心にブームになっている。 自身もストリーミング会社を起こしたニール・ヤングがアナログ・レコードに対して物申した。 現在のアナログ・レコードは CD マスター音源から作られており CD を超える音質となっていないそうだ。そして、これはデジタルよりもアナログが優位だとは言ってはいない。  SACD で日常的に聴いているとワイドレンジにゆとりがあることが感じられる。デジタル録音はアナログ・マイクで拾った音をデジタル化される。CD 用のマスター音源は、これにイコールではない。市販されている CD は規格が定められていて容量に制限が有る。 低い音、高い音(正確には周波数帯だが)を CD に入れられる範囲にカットされている音を聞いている。 一方、その昔のアナログ・レコードはアナログで録音され、その音源からレコードを製作していたので全ての拾える限りの音を捉えていました。ただプレス時の条件で個体差があるし、再生を重ねた時の摩耗、そして40年、50年もたった当時のレコード盤に使用されたマテリアルの経年劣化など、レコード盤の物理的な限界はあるとしてもね。  デジタルは経年劣化や摩耗による低音の破壊は起こらない。ハイレゾ音源とは、デジタル録音した時にカットしていない音質を保ったままデジタル化した音源だ。(アナログは60分の音楽は60分分の録音テープが必要ですが、デジタルでは一様ではない。だから一概には定められないが、現在の市販 CD にハイレゾ音源のそのままを入れると10分ぐらいの再生しかできないので商売に成り立たない。)マーティ・フリードマンもタモリ倶楽部で空耳アワード2015の回の時に音楽はベースラインが心地よいのに、「パソコンで音楽聞くと悲しくなります。ベースが聞こえないじゃないですか」って嘆いていましたね。 ストリーミング  セルとクリーヴランド管弦楽団とも違って、セルがロンドン交響楽団に客演した演奏にはすごみが増す。ピアノ付き交響曲とも言われるブラームスのピアノ協奏曲。ピアノ協奏曲というよりは交響曲という佇まい、風格を持った曲だ。  シンフォニーの前奏を想起させる冒頭から指揮者の尋常でない気迫が伝わってきます。この曲は、第一楽章がほぼ総ての曲の革新であるので、ここをどのように解釈し演奏するかに曲全体の成功の正否が掛かっていると言ってよい。音抜けの良い惚れ惚れするようなホルンの豪快な斉奏で始まり、重低音を響かせながら一気呵成に突き進む。それくらいこの曲でのオーケストラの音の厚さ、複雑な絡み合い、メロディーの美しさなど他のピアノ協奏曲と比較すると別格だ。  この指揮者はソリストに寄り添いながらも音楽の進行を常に生き生きと司り、「競奏」などというようなエゴを排した高次の「協奏」に向かっていく。ソリストを誘うのでなく、大オーケストラが前方の空気を律し、ソリストが堂々を歩めるよう道を先導する。どの音符もないがしろにされず、どの瞬間も聴き手の心を熱くさせずに虚ろに鳴り響くことがありません。安定の手兵との共演でなく他の管弦楽団への客演ということで、そこが一層緊張感をはらんでいて、しかもその緊張が良い方向にあらわれている。  またピアノも音も複雑に入り組んでおり、ピアノとオーケストラが一体となった時の高揚感はとんでもないものがある。それだけにやや訥弁で、控え目ではないかとソリストの演奏を感じてしまいがちだが、完璧な管弦楽だからこそ、カーゾンは若いブラームスの心情の純粋さと脆さを非常によく伝えていけるのです。第2楽章に耳を傾けてください。カーゾンの独奏は、一つ一つ音を噛みしめながらも、ごく自然に音楽の「間」を作り、管弦楽の荘重な響きの平原を印象的に昇っていきます。弦楽器が低音で非常に美しく呟き、金管楽器の思いがけない強奏がこの楽章のレクイエム的な性格を際立たせるなかに、もっと個人的な心情のたゆたう様子がピアノによって表現される。  交響曲を書き上げたいという作曲家の想いが強かったばかりに、ブラームスのこの作品が、多少若書きのアンバランスがあるがゆえに、指揮者の工夫とソリストの反応次第で、聴き手の心に紛れのない痕跡を残していく音楽になるのだろう。くわえて、プロデューサーのジョン・カルショーと録音エンジニアのケネス・ウィルスキンソンがキングスウェイ・ホールで録音したものである。これだけの好条件が揃えば、悪かろう筈がなく、期待に違わぬ素晴らしいレコードです。 (さらに…)...
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名曲名盤縁起 63歳で世に出た作曲家のピュリッツァー賞受賞曲 アイヴズ〜交響曲第3番《キャンプの集い》より第1楽章

名曲名盤縁起 63歳で世に出た作曲家のピュリッツァー賞受賞曲 アイヴズ〜交響曲第3番《キャンプの集い》より第1楽章

〝日曜作曲家〟アイヴズ没 ― 1954年5月19日 チャールズ・アイヴズというアメリカの、隠れた偉大な作曲家がいる。彼は大きな保険会社の副社長を務めながら、その余暇に実験的な音楽をひっそりと書いた“日曜作曲家”だった。自分の作品が演奏されることを好まず、保険会社を勇退してからは世捨て人のような生活を送ったため、その作品は長く世に出ることがなかった。彼が作曲家として世に出るきっかけになったのは、1947年にピュリッツァー賞を受けたことだった。   受賞の理由となったのは、1904年に書かれたまま楽譜が納屋で眠っていた3番目の交響曲の初演(1946年)だった。この交響曲は3楽章から成り、その第1楽章は「昔馴染みが集まる」と名付けられ、賛美歌風の美しい調べによって、遠くに過ぎ去った友人たちとの日々が回想される。辛辣な批評で知られたハロルド・チャールズ・ショーンバーグは、「アイヴズの音楽は、それ自体がアメリカ音楽史である」と記している。今日は名声を嫌ったアイヴズの命日。 (さらに…)...
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廉価レーベルの中古盤としては高額盤ですが◉ オークレール、ヴェス指揮オーストリア響 チャイコフスキー・ヴァイオリン協奏曲

廉価レーベルの中古盤としては高額盤ですが◉ オークレール、ヴェス指揮オーストリア響 チャイコフスキー・ヴァイオリン協奏曲

優美さと〝粋〟の極意 ― 耳をくすぐるような魅惑的な演奏 ジャック・ティボーの寵愛も受けたミシェル・オークレールは1951年のアメリカ・ツアー、1958年にはソ連のツアーなどで成功を収めたのを頂点に世界中から引っ張りだこになりましたが、早々に寿引退してしまいます。なんとも潔いことだろう。その頃の録音は随分と力のこもった ― 楚々としたしなやかさの中に、得も言われぬ風情と香気を感じさせる、フランスの精髄を体現すると評された師ティボーの芸風にも通じるところから ― 『女ティボー』と言われた通りの凄演だった。  入手しやすいのはフィリップス傘下のフォンタナ・レーベルに録音した一連のヴァイオリン協奏曲集で『モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番と第5番』はよく聴かれているが、ここでのアピールに『女ティボー』と言われた云々はそぐわない。彼女の音楽の変化を聴いていないような評価は、しいてはティボーの音楽の誤解を誘引しやすい事態を招いている。彼女の経歴を一見するだけで、それは覗える。 通販レコードのご案内《米ブルーラベル Masterseal 盤》US MASTERSEAL MSLP5002 ミシェル・オークレール クルト・ヴェス ウィーン交響楽団(オーストリア交響楽団) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 1945年ロン・ティボーコンクール、ぶっちぎりの優勝かつ大賞を、弱冠20歳そこそこで獲得したことから、ジャック・ティボーの後継者と呼ばれている天才少女ミシェル・オークレール。30歳前後で引退したと云うから、残された録音は少ないと推察。本盤もその残された貴重な記録の一枚。流れもスムーズでウィットに富んでおり、フランスの粋を味わえる演奏となっていた。フランスに憧れていたチャイコフスキーも納得するのでは・・・。しかしフランス風のセンスだけでなく、ティボー譲りの魂の叫びが直接聞こえてくる。ヴァイオリンは時に悲鳴を上げるほど激しく泣き叫ぶ。モノラル録音。 販売レコードのカバー、レーベル写真BLUE WITH SILVER LETTERING, MONO 1枚組(120g)。 『女ティボー』を引き合いに出せるのは、レミントン盤だ。 ミシェル・オークレール (Michèle Auclair, 1924-2005) は、パリ音楽院でジュール・ブシューリの薫陶を受けたフランスのヴァイオリニスト。1924年の生まれ、1943年のロン=ティボー国際音楽コンクールのヴァイオリン部門の覇者である。ジャック・ティボーの寵愛も受け、ティボーの推薦でロシア人ヴァイオリン教師のボリス・カメンスキーにロシア流のテクニックを教わります。また1949年にはアメリカに留学してドイツ出身の名教師だったテオドール&アリス・バシュカス夫妻のレッスンも受けていました。  フランス、ロシア、アメリカの流儀を身に着けていったオークレールはコンクール歴も業績として上手く活用できたヴァイオリニストでした。1943年にロン=ティボー音楽コンクールで第1位を獲得した時には、記念レコードとしてティボーの指揮でヨーゼフ・ハイドンのヴァイオリン協奏曲ハ長調を録音。その後1945年のジュネーヴ国際音楽コンクールで第1位を獲り、まずはフランスを代表する新進気鋭のヴァイオリニストとしての名声を確実なものにしています。このジュネーヴ国際音楽コンクールは審査員の裁定如何では第一位を平気で空席にしてしまうコンクールだけにオークレールの優勝はヨーロッパ楽壇に、その名を轟かせるに十分なものでした。  演奏家としての現役時代に J.S. バッハから同時代の作品まで幅広くこなしていたオークレールは、そこそこの数の録音を残していますが、左手の故障を理由に演奏活動を停止してしまいます。1960年代半ばに作曲家のアントワーヌ・デュアメルと結婚したのが理由ですが、その清さ。彼女の活躍はヨーロッパ楽壇にその名を轟かせるに十分なものではありましたが、美貌や話題性での出逢いではなく自己表現の音楽として彼女の内包するものを受け入れた作曲家のアントワーヌ・デュアメルとの結婚を得て、それまでのジャック・ティボーからその才能を愛でられ一部のファンから呼ばれた「女ティボー」の渾名は必要なくなったのだ。  演奏活動から身を引いた後は母校であるパリ音楽院の教授に収まり、世界各国に出かけて教育活動に専念していました。1977年には来日してマスター・クラスを開いています。亡くなったのは2005年と最近のことです。  この『チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲』は、世界を股にかけて人気ヴァイオリニストとしての名声を謳歌していた頃、アメリカのレミントン・レーベルに録音したもの。討ち死に覚悟でオーケストラに挑むような気迫が漲っています。思わず情緒的に走ってしまうのが女流奏者の予想できないところで気の許せないところですが、レコードで聴くことが出来ないので想像するしか無いですが普段のオークレールの演奏は演奏活動から手を引くほんの少し前の録音での、ロベルト・ヴァーグナー指揮するインスブルック交響楽団との演奏に聴くような堅牢な耳をくすぐるような魅惑的な、力の抜き加減を計算したものではなかったか。2009年公開のフランス映画『オーケストラ!』(原題: Le Concert)を思わせる光景が本盤で遭遇できる。  昔から名盤の誉れ高い盤で70年代には廉価盤で出ていたが、それでもLP初期盤などはプレミア価格必須の盤。 Masterseal は N.Y. に本拠を置くレーベルで、ジャケット裏の他カタログを見るとポピュラー・オーケストラ/ボーカルものからイージー・リスニング、クラッシックまでの10インチ盤を $1.49 で出している廉価盤レーベル。本盤のリリース・クレジットは1957年。  クルト・ヴェスの指揮するオーストリア交響楽団は、某オーケストラの偽名。レコード会社との専属契約の都合で本名を伏せている。クルト・ヴェスは日本人には馴染みが深い。ワインガルトナーに指揮を学び、1951年から1954年までNHK交響楽団の首席指揮者を務め、リヒャルト・シュトラウスの家庭交響曲などの日本初演を行った。ヴェスのレパートリーは独墺系楽曲であったが、その中でも一番聴衆に喜ばれたのがウィンナワルツの演奏であった。ウィーンの情緒を漂わせて序奏が演奏されるが、リハーサルとは豹変したのかオークレールはティボー譲りの奏法で切り込んでくる。まさに一閃、オーケストラが次第に変わっていく。常套的な序奏だが、それすらも退屈に聴こえてしまうほど、聞き終える時には才気が充満している。 通販レコード詳細・コンディション、価格レミントンがオリジナルとなる、オークレールの有名な録音。(これがメジャーデビュー盤か?)未だ20歳代のオークレールの漲る気迫と甘美な音色が見事に捉えられた優秀録音盤。2面にやや歪みが感じられるのが減点となるため、格安でご提供します。US Masterseal MSLP5002 – Michèle Auclair, Kurt Wess, Austrian Symphony Orchestra - TCHAIKOVSKY ‎– Violin Concerto, G-majorプロダクト品番34-27447レコード番号MSLP5002作曲家ピョートル・チャイコフスキー演奏者ミシェル・オークレールオーケストラウィーン交響楽団(オーストリア交響楽団)指揮者クルト・ヴェス録音種別MONO コンディションジャケット状態EX-レコード状態EX製盤国US(アメリカ合衆国)盤通販レコード品番34-27447販売価格¥5,500(税込) 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。 https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=27447 「クレジットカード決済」「銀行振込」「代金引換」に対応しております。 (さらに…)...
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ストラトが艶っぽい★カンポーリ ボールト指揮LPO メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲、ブルッフ・スコットランド幻想曲

ストラトが艶っぽい★カンポーリ ボールト指揮LPO メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲、ブルッフ・スコットランド幻想曲

イタリアの青い空、地中海の碧い色。陽気さ、明るい、そういう音色、そして一抹の陰り・・哀愁。懐かしさと郷愁も感じる、そんなヴァイオリンの音色に惚れた。 その凄さが、これみよがしになっていないのが心憎い。歌うようなヴァイオリンの音色という形容は、これこそ肉声の歌声を聴いているようなカンポーリの録音にこそ言える至福の一枚。  そしてまた、楽譜に書かれた音符から読み取った共感に忠実に、楽器が放つ音に色彩や音量の変化を綿密に施していくカンポーリの音楽性は、トルソーの少女像が甘美な官能的なものに変化していく様な艶めかしさも感じられて脱帽もの。 通販レコードのご案内《英ワイドバンド ED1相当 パンケーキ盤、ブルーバック》GB LONDON CS6047 カンポリ&ボールト メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、ブルッフ:スコットランド幻想曲 類まれな技巧を駆使して豊かな情感が表現されるが、その情感にはあくまで上品で繊細な響きの持ち主、アルフレツド・カンポーリ。名前からして純粋なイタリア人と思えるが、活躍の場は女王陛下の国英国。バッハもモーツァルトもベートーヴェンもイタリアのやり方を見習い、その手法で自分の音楽を書きましたが、カンポーリは祖国イタリアを、異国の地、英国で DECCA の力を借り、国際スタンダードにした立役者と云ったところか。  カンポーリのヴァイオリンは官能的なまでに甘美でありながら、ぴんと張りつめるような緊張感を保って伸びやかに歌っている。イタリア人という彼の中のラテン的な明るさとストラディヴァリスの豊穣な音色が相まって、 ゆっくりとした時間の流れに身を委ねることが出来ます。  ベートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーン、チャイコフスキー、シベリウス、ブルッフなどと有名コンチェルト七大としたい。この曲は曲への深い共感と、自然な息づかいで精神的な余裕が感じられる演奏である必要がある。そこが課題だが、平然と演奏できるようになるには、作曲の背景にある《とある人類が引き起こした悲しい歴史》の生々しい記憶が遠いものと成ってからのことかもしれないが。1958年5月ロンドン、キングズウェイ・ホール録音。優秀録音、名演、名盤、ブルーバック・ジャケ。 販売レコードのカバー、レーベル写真WIDE BAND ED1相当 PANCAKE, STEREO 1枚組(180g), Stamper 1E/1E。  ヴァイオリンを肉声に近いくらい上手く操る名手で、まさに歌っている感じの演奏に、勝手に名付けてベルカント奏法とでも呼びましょうか。ベルカントとは直訳するとイタリア語で美しい歌の意。音楽用語はイタリア語が多いですね。作曲法、演奏法、美意識など様式を決定している要素の殆どがイタリア起源。イタリアの青い空、地中海の碧い色が育んだ木材から生まれたストラディバリが、何故か艶っぽく聴こえます。 通販レコード詳細・コンディション、価格表情豊かに歌い上げるアルフレード・カンポーリのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は余人に真似のできない唯一無二の演奏表現。甘さと優雅さに浸れるカンポーリ節を堪能できる1枚です。英国デッカSXL2026の初期盤は10万円オーバーの超プレミアとなっており、LONDONレーベル・英デッカプレス初版の当盤も高額ではありますが、お買い得と言えます。プロダクト品番34-27449レコード番号CS6047作曲家フェリックス・メンデルスゾーン マックス・ブルッフ演奏者アルフレード・カンポリオーケストラロンドン・フィルハーモニー管弦楽団指揮者エイドリアン・ボールト録音種別STEREO コンディションジャケット状態EXレコード状態M-製盤国GB(イギリス)盤通販レコード品番34-27449販売価格¥55,000(税込) 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。 https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=27449 「クレジットカード決済」「銀行振込」「代金引換」に対応しております。 (さらに…)...
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DGGに無い魅力が本盤に有る*カラヤン指揮ベルリン・フィル ドヴォルザーク・新世界より、スメタナ・モルダウ

DGGに無い魅力が本盤に有る*カラヤン指揮ベルリン・フィル ドヴォルザーク・新世界より、スメタナ・モルダウ

決して手抜きをしないのがカラヤンと完璧主義者のレッグ・コンビが生み出した陶酔。理想的なレコード・サウンド! スタイリッシュなドヴォルザークの《新世界より》です。  この名曲はドヴォルザークの交響曲第9番ですが、レコード盤のラベル面、レコード・カバー裏のライナーを見ればわかりますが、交響曲第5番と表記されています。カラヤンは DGG でも同曲をレコード発売しますが、それでは「第5(9)番」と初版では印刷されている。  ドヴォルザークの原典版がチェコ国内では整備され始めていましたが、国際版で作品番号の変更が行われるようになった時期だったから、まだローカル色がどうこうという状態じゃなかった。カラヤンがつくる洗練されたスタイルこそがドヴォルザークの一般音楽ファンに浸透させるのには大きな働きとなったと信じている。 カラヤンは同曲を何度も録音しており、EMIだけで2回録音していますが、これは1957-58年の旧録音で、カラヤン壮年期のベルリン・フィル就任3年目のセッション。カラヤンの英国コロムビア/EMI録音は基本的にフィルハーモニア管弦楽団ですが、これは珍しいベルリン・フィルとの録音。  この時期、DGG 専属だったベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と EMI への録音が始まる。レッグが EMI から去るのも間近と思われていたこの頃で、カラヤンの DGG 移籍のための手切れ金替わりとされる。懐疑的な思いを EMI はステレオ録音に持っていて、一方ではステレオ録音をしたいというカラヤンの強い希望を持っていて。その条件として EMI の提案がベルリン・フィルを指揮しての《新世界より》だったのだろう。  英コロムビア時代のカラヤンの指揮は殆どがフィルハーモニア管弦楽団ですが、本盤はコロムビア時代には大変珍しいベルリン・フィルハーモニーとの組み合わせ。《新世界より》には、フィルハーモニアでレコードを発売するよりも「ベルリン・フィルが EMI に初登場!」の効果は大きかっただろう。だったらステレオ盤で発売しても成果はあると算用したと思う。同じ日にヒンデミットの《画家マチス》も録音している。後に《モルダウ》を組み合わせる変更になったのかと想像する。 通販レコードのご案内昭和37年発売の日本コロムビア盤。JP COLUMBIA RS-3008 カラヤン ベルリン・フィル ドヴォルザーク:交響曲9(5)番「新世界より」、スメタナ:交響詩「モルダウ」英 EMI の偉大なレコード・プロデューサー ウォルター・レッグは戦後ナチ党員であったとして演奏を禁じられていたカラヤンの為に、レッグ自ら1945年に創立したフィルハーモニア管弦楽団を提供し、レコード録音で大きな成功を収めた。1954年にドイツ音楽界に君臨していたフルトヴェングラーの急逝にともない、翌55年にカラヤンは、ついにヨーロッパ楽壇の頂点ともいえるベルリン・フィルの首席指揮者の地位に登りつめた。ここでレッグとカラヤンの関係は終止符を打つが、この約10年間に残したレッグ&カラヤン&フィルハーモニアのレコードの数々は、正に基準となるようなレコードであったと断言出来ると思います。演奏はオーケストラに合奏の完璧な正確さを要求し、音を徹底的に磨き上げることによって聴衆に陶酔感をもたらせ、さらにはダイナミズムと洗練さを同時に追求するスタイルで、完全主義者だったレッグとうまが合ったのは当然といえば当然で、出来栄えも隙が無い。決して手抜きをしないのがカラヤンの信条であったという。DGG盤にない魅力が本盤には有ります。英コロムビア時代のカラヤンの指揮は殆どがフィルハーモニア管弦楽団ですが、本盤はコロムビア時代には大変珍しいベルリン・フィルハーモニーとの組み合わせ。記憶では本盤含めて2枚しかないと思います。1959年初発盤。■録音年月日:1957年11月28・29日、58年1月6・7日(新世界から)、5月18~20日(新世界から、モルダウ) ■録音場所:グリュンネヴァルト教会、ベルリン ■録音:ステレオ ■スタッフ:P:ウォルター・レッグ、E:ホルスト・リントナー 通販レコード詳細・コンディション、価格 録音秀逸オーディオファイル盤なのは言うまでもない。録音された時代と同じ空気を感じられるのが初期盤収集の楽しみを十二分に与えてくれる名盤です。プロダクトレコード番号RS-3008作曲家アントニーン・ドヴォルザークオーケストラベルリン・フィルハーモニー管弦楽団指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン録音種別STEREO1962.2発売日本コロムビア製ターコイズレーベル国内初出, STEREO 1枚組 155g 重量盤, 英国COLUMBIA同一スタンパー YRX 使用盤。 販売レコードのカバー、レーベル写真 コンディションジャケット状態M-レコード状態M-製盤国JP(日本)盤LP黎明期の息吹が聴こえてきそうな程よく還暦迎えたような訂装、骨董盤としては奇跡的。60年前製造盤とは思えません。レーベル・ガイド 日本コロムビア社社史によると同社クラシック・レコードの歴史は、英コロムビア(EMI)、米コロムビア(CBS)から原盤の供給、それを国内盤として発売して生業立ててきました。 当時の日本国内情勢では米英からの供給代理店変更は当たり前、例として1960年に東芝音楽工業株式会社が設立され、1962年には英コロムビアとの契約を終了。さらに1968年には、CBSソニーレコード株式会社が設立。同年6月末日をもって、米コロムビアとの原盤供給使用契約が終結。これによって日本コロムビアは、EMIとCBSという二大メジャーレーベルの国内発売権喪失干されてしまいます。二大レーベルを失ったことにより、日本コロムビア社洋楽部門は、必然的に自主制作の道をたどって行くことなります。基本的に日本コロムビア社の製作は版権手放す1968年以前になります。 個人的にはマスターテープが移籍後のCBS/SONY制作盤より新鮮な時制作されている所為か、同じワルター、セル、バーンスタイン等々指揮者からブダペスト四重奏団などの室内楽問わず中域厚く好んで聞きますが、今となっては日本コロムビア盤は半世紀以上前の製造でニアミント盤探すのには苦労しています。オーダー・リンクと販売価格詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。  オーダーは 品番 / 34-27118 販売価格 2,750円(税込) (さらに…)...
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バルビローリの唸り声も健在*レナータ・スコット、ベルゴンツィ、バルビローリ指揮ローマ歌劇場管 プッチーニ・蝶々夫人

バルビローリの唸り声も健在*レナータ・スコット、ベルゴンツィ、バルビローリ指揮ローマ歌劇場管 プッチーニ・蝶々夫人

通販レコードのご案内バルビローリ好きには、是非お求め頂きたい。《布張りボックス盤》JP 東芝音楽工業 AA9375C バルビローリ/ローマ国立歌劇場管 プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」(3枚組) 英国の名指揮者バルビローリは、シベリウス・マーラー・ブラームスの交響曲やイギリスの管弦楽曲の録音が有名ですが、オペラにおいても名演を残している。その中でも、《プッチーニ:蝶々夫人》は、バルビローリらしい美しい演奏で同曲の名盤と言っても間違いではないと思う。最期の場面は涙なしに聞けないバタフライのベスト。弦のトレモロは鳥肌が立ちました。歌手の素晴らしい出来、それに情感たっぷりのバルビローリ節で歌いまくる。緩急の旋律を緩やかに繋げイタリア的に小春日和な情緒重視の音楽運びで、これを酔艶とでも呼びたい。録音:1966年。 通販レコード詳細・コンディション、価格 Renata Scotto, Carlo Bergonzi, Sir John Barbirolli - Puccini, Madama Butterflyプロダクトレコード番号AA-9375-C作曲家ジャコモ・プッチーニ演奏者レナータ・スコット  アンナ・ディ・スタシオ シルヴァーナ・パドアン カルロ・ベルゴンツィ ピエロ・デ・パルマ ローランド・パネライ ジュゼッペ・モレージ マリオ・リナウド パオロ・モンタルソーロ ローマ歌劇場合唱団オーケストラローマ歌劇場管弦楽団指揮者ジョン・バルビローリ録音種別STEREOGOLD WITH GREEN LETTERING, STEREO 3枚組(150g重量盤), 英EMI同一スタンパー 2YBA 使用盤, 布張りボックス、リーフレット付属。 販売レコードのカバー、レーベル写真 コンディションジャケット状態M-レコード状態M-製盤国JP(日本)盤通販レコード詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。オーダー番号34-27233 https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=27233販売価格6,600円(税込) (さらに…)...
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奇跡の証明★バルビローリ指揮ニュー・フィルハーモニア、ベイカー マーラー・交響曲第5番、リュッケルトの詩による5つの歌曲

奇跡の証明★バルビローリ指揮ニュー・フィルハーモニア、ベイカー マーラー・交響曲第5番、リュッケルトの詩による5つの歌曲

通販レコードのご案内ジョンの深い読みの解釈がベルリン・フィルの団員を感動させ、一人の指揮者の音楽に対する共感がオーケストラという人間の集団を魔法に包んだ超一流芸術家の貴重な遺産。《英初期カラー・スタンプ・ドッグ盤[オリジナル]》GB EMI ASD2518-9 バルビローリ マーラー・交響曲5番/リュッケルト歌曲集 バルビローリにはベルリン・フィルの団員から請われて録音したマーラーの第九があります。バルビローリが振るマーラーは、一級のオーディオファイル盤として通用する優秀録音。バルビローリの演奏は情感豊かな演奏とよく言われますが、マーラーに関しては客観的な楽曲の構築と正確なテンポ設定に裏づけされた演奏だと思います。そしてまた、一人の指揮者の音楽に対する共感が、オーケストラという人間の集団を魔法に包んだ奇跡の証明とも思っています。  ジョンの深い読みの解釈がベルリンフィルの団員を感動させたとも聞いています。長生きしてマーラー全曲完結してほしかった。バルビローリ最晩年の、数少ないマーラーの正規スタジオ録音。人気のマーラー5番の中でも屈指の名演として知られる一枚。同じく名盤として知られるバーンスタンのような劇的なドラマとは対照的ながら、じっくりとマーラーの耽美的な旋律の美しさを堪能できる、感動的な名演です。リュッケルト歌曲集もベーカーの名唱が素晴らしい名演です。  初期カラー切手オリジナル盤としてはコンディションも上々です。 詳細掲載ページ プロダクト品番34-24170レコード番号ASD2518-9作曲家グスタフ・マーラー演奏家ジャネット・ベイカーオーケストラニュー・フィルハーモニア管弦楽団指揮家ジョン・バルビローリ録音種別STEREO1969年、ステレオ録音。優秀録音、名演、名盤、リーフレット付属。 販売レコードのカバー、レーベル写真 EARLY COLOR STAMP DOG ORIGINAL, STEREO 2枚組 (140g/120g), Release 1969, Stamper 2/2 3G/6G。 コンディション ジャケット状態M-レコード状態EX++製盤国GB(イギリス)盤 《カラー切手ドッグ》 赤の地にセミサークルラベルの上半分の半円の中に描かれていた蓄音機とニッパー君の絵の部分が四角い縁取りで囲まれ、ちょうど切手(スタンプ)のように見えるためです。ASD2470 あたりから 2750 あたりまではカラー・ニッパーがオリジナルで、これ以降はモノクロのニッパーが初版ということになる。盤自体のクオリティがとても高く、ばらつきも少なく優秀なプレス技術といえます。通販レコード詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。オーダー番号34-24170販売価格14,300円(税込) (さらに…)...
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ナチ侵略へのプロパカンダ★長岡鉄男外盤A級セレクション アバド プロコフィエフ:カンタータ アレクサンドル・ネフスキー

ナチ侵略へのプロパカンダ★長岡鉄男外盤A級セレクション アバド プロコフィエフ:カンタータ アレクサンドル・ネフスキー

壮絶な録音で、まさに大画面を見る感じ。通販レコードのご案内《長岡鉄男・外盤A級セレクション盤》DE DGG 2531 202 クラウディオ・アバド プロコフィエフ:カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」若きアバド&ロンドン交響楽団による名演、アナログ最終期の優秀録音です。 中世ロシアの英雄、アレクサンドル・ネフスキーを描いた1938年公開の映画音楽としてプロコフィエフが作曲。翌1939年に演奏会用の楽曲として再構成し、カンタータ『アレクサンドル・ネフスキー』として初演されました。ロシア音楽を好むアバドは、とりわけムソルグスキーとプロコフィエフが得意。こちらの「アレクサンドル・ネフスキー」とアルゲリッチやミンツとの協奏曲、そして「ロメオとジュリエット」は新旧ともに最高の演奏に思います。シカゴ響との「キージェ中尉」も凄まじいオーケストラ演奏と録音で、大太鼓が腹に響くものでした。 アバドとロンドン響の名盤は、録音も目覚しくよい。このカンタータは、表題音楽ですので、非常にわかりやすく、迫力も満点。強弱のダイナミックレンジが広くて、どんな大きな音でも、細部がよく聴こえる。長岡鉄男氏が「外盤A級セレクション」(第1巻)で評されていたとおり、壮絶な録音で、まさに大画面を見る感じ。オブラスツォワの歌う哀歌、彼女の歌も素晴らしいけれど、オーケストラの美しさも特筆したい。氏の言われたとうりの音が眼前に展開するこの1枚です。1979年6月ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール録音。アナログ最終期の優秀録音です。 https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=27439 販売レコードのカバー、レーベル写真BLUE LINE, STEREO (110g), Release 1980。 シェークスピアの「夏の夜の夢に」メンデルスゾーンがつけた音楽や、ドーデの「アルルの女」にビゼーがつけた音楽は劇付随音楽とされるものですが、現代に於いては多くの作曲家が映画のサウンドトラック音楽を仕事の一つにしていますが、映像作品の創成期に、映画に音楽をつけることに熱を入れていたプロコフィエフが、「戦艦ポチョムキン」で有名なエイゼンシュタインの依頼で、1938年に、この「アレクサンドル・ネフスキー」の映画に付随音楽を作曲することとなった。 プロコフィエフは、この音楽から7編を抜き出し、カンタータ形式の声楽作品にしたてあげたのが、この曲。このカンタータは、表題音楽ですので、非常にわかりやすく、迫力も満点。プロコフィエフの音楽は、ドラマテックであるとともに、国を蹂躙されて苦しむロシアの民を深刻に描いたり、戦士を悼んだ独唱が入ったり、最後は賛歌ありと、なかなかヴァラエティー豊かで楽しめる。 故郷に帰ったならば伝えよ、ロシアは甦った。恐れず、訪れよと。ただし、剣を手にとる者は剣によって滅びる。ロシアは永遠にこの信念を変えることはない... 反骨者が作る国威発揚映画、骨太の歴史劇。 広大な国土と豊富な資源に恵まれているロシアは、東方からは蒙古、西方からは北欧諸民族の征服の野望の的となっていた。13世紀、蒙古との戦いで疲幣しきっていたロシアにスウェーデン軍が侵攻を開始した。ゲルマン騎兵団が侵攻し、残虐な戦いぶりで緒戦を勝利におさめていた。そこで憂国の民衆は、スウェーデンを屈しさせたノヴゴドロゴ公アレクサンドル・ネフスキーを将に迎え、ゲルマンとの決戦に臨んだ。エイゼンシュテイン初のトーキーで、クライマックスの計算し尽くされたチュード湖上のシークエンスは全体の三分の一にもあたり、壮麗無比の迫力。プロコイエフの音楽と有機的に結びついた一大映像シンフォニーとなっている。 湖の氷が割れゲルマン軍が湖水に呑まれていく場面も壮絶。美しい少女オリガを巡っての騎士ガブリーロとワーシカの争いなどのアクセントもあるにはあるが、 十三世紀のロシアに実在した名将アレクサンドル・ネフスキーが、西方から侵入したゲルマン軍をうちやぶって祖国の危機を救ったという故事を、製作当時西側からソビエトに重圧を加えていたナチをゲルマンになぞらえて描いたともいわれる歴史映画。 ほとんど主役は甲冑に身を固めた何千ものエキストラである。巻末に掲られる警句“剣を持って攻める者あらば……云々”でわかる通り、間近に迫ったナチ侵略への抵抗プロパカンダ映画。 戦艦ポチョムキン ウクライナ南部の港町オデッサが舞台となったこの映画は,ラトビア・リガ生まれのエイゼンシュテイン監督が,モンタージュ技法という言葉を世界に普及させたものとして映画ファンには有名になっています。実はエイゼンシュテイン監督は,1910年代にモスクワの参謀本部アカデミー東洋部で日本語を学び,それがモンタージュ技法に影響を与えたと言うから不思議ではありませんか。  例えば,「水と目の描写は“泣く(泪)”を意味する」といったことこそが「モンタージュ」だと彼の著作で述べられています。また,歌舞伎から「演技の切断」及び「演技の分解」のヒントを得たそうです。  オデッサに行くと「ポチョムキンの階段」と呼ばれるこの映画に使われた階段があります。どこにでもありそうな階段なのですが,不思議なことに階段の下から見上げると,階段と階段の踊り場(数カ所あります)が全く見えず,あたかも長い階段が連なっているかのように見え,また,上から見下ろすと階段部分が見えず踊り場だけが下まで連なっているかのように見えます。残念ながら,現在では踊り場部分が広告になっており,上から下まで広告という味気ない風景になってしまいました。  映画の中で,この階段を転げ落ちる乳母車のシーンがあるのですが,これに似たシーンは,映画「アンタッチャブル」を初め多くの映画の中に見られ,「戦艦ポチョムキン」が映画界にもたらした影響の大きさを測り知ることができます。通販レコード詳細・コンディション、価格プロダクトレコード番号2531 202作曲家セルゲイ・プロコフィエフ演奏者エレーナ・オブラスツォワオーケストラロンドン交響楽団 ロンドン交響楽団合唱団指揮者クラウディオ・アバド録音種別STEREOコンディションジャケット状態M-レコード状態M-製盤国DE(ドイツ)盤通販レコード詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。  オーダーは 品番 / 34-27439 販売価格 ¥2,750(税込) https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=27439 (さらに…)...
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平成版名曲新百選◉思い出がある流行歌、令和に受け継ぐ歌謡曲。あなたが薦める昭和の名曲を投票して下さい。

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