名曲名盤縁起 故郷への万感の思いを河の流れに託した名曲 スメタナ〜連作交響詩《我が祖国》より「モルダウ」

名曲名盤縁起 故郷への万感の思いを河の流れに託した名曲 スメタナ〜連作交響詩《我が祖国》より「モルダウ」

チェコ音楽の父スメタナ没 ― 1884年5月12日 大国の強権に脅かされてきた小国には、「英雄的」と評される音楽家が出現して、大きな役割を果たすことが多い。19世紀半ば以降の民族自立の風潮にあっては、ノルウェーにグリーグ、フィンランドにシベリウス、スペインにファリャなどが登場した。チェコの場合は、ベドルジハ・スメタナである。  スメタナの命日には、チェコ国民が今も最も愛する《我が祖国》を聴こう。題名からして愛国的な音楽は、スメタナが聴覚を全く失い、過去の栄光とはかけ離れた困窮生活を送っていた1879年に書かれた6曲からなる連作交響詩で、いずれもチェコの自然と人々を愛した彼が万感の思いを託した標題音楽の傑作である。第2次世界大戦後に、彼の命日に開始される「プラハの春音楽祭」では、その開幕を飾る栄誉を担っている。《モルダウ》は、その第2曲。ボヘミアを南北に流れるヴルタヴァ河(ドイツ語ではモルダウ)の流れゆく様が、周囲の風景とともに描かれる。実に見事な祖国賛歌だ。 ボヘミアの川よ モルダウよ 過ぎし日のごと 今もなお 水清く青き モルダウよ わが故郷を 流れ行く 若人さざめく その岸辺 緑濃き丘に 年ふりし 古城は 立ち 若き群れを 守りたり ボヘミアの川よ モルダウよ わが故郷を 流れ行く ボヘミアの川よ モルダウよ 過ぎし日のごと 今もなお 水清く青き モルダウよ わが故郷を 流れ行く 若人さざめく その岸辺 緑濃き丘に 年ふりし 古城は 立ち 若き群れを 守りたり やさしき流れ モルダウよ 光り満ち わが心にも 常に響き 永久(とわ)の平和を なれは歌(うと)う たたえよ 故郷の流れ モルダウ 日本でもよく歌われる雄大なふるさと賛歌 チェコの作曲家スメタナの連作交響詩「我が祖国』全6曲中の一曲。この連作交響詩では祖国の自然や風景、伝説が題材となっている。6曲中最も有名なのが、この交響詩《モルダウ》で、モルダウ川(ヴルタヴァ川)が源流から川幅を広げ大河となってプラハの街に流れ込む情景が、オーケストラによって巧みに表現されている。冒頭のフルートとクラリネットは、モルダウ川の2つの水源が合流する様子を描いている。これに続き雄大なモルダウの主題が現れる。  このメロディはもともと古い民謡から採られたといわれる。イスラエル国家「ハティクバ」はこの曲を素材としているし、日本では歌詞をつけて合唱曲としてもよく歌われる。さだまさしの『男は大きな河になれ』もこの曲に歌詞をつけた曲。(1874作曲) (さらに…)...
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英デッカによる鮮明な高音質録音も本盤の大きな魅力*カラヤン指揮ウィーン・フィル、フレーニ プッチーニ・蝶々夫人

英デッカによる鮮明な高音質録音も本盤の大きな魅力*カラヤン指揮ウィーン・フィル、フレーニ プッチーニ・蝶々夫人

カラヤンによるプッチーニの歌劇「蝶々夫人」は2回目のスタジオ録音。通販レコードのご案内《イギリスデッカプレス・オリジナル》GB DECCA SET584/6 フレーニ、パヴァロッティ&カラヤン プッチーニ:蝶々夫人 (全曲)カラヤンの完璧な統率力と、抒情性と劇性を見事に歌いこなした蝶々夫人役のフレーニの名唱、パヴァロッティらの歌手陣の充実など、「蝶々夫人」最高の録音と言われる一枚。先ずは配役が素晴らしい。  カラヤンによるプッチーニの歌劇「蝶々夫人」は2回目のスタジオ録音。初回は、1955年のモノラル録音ではあったが、蝶々夫人にマリア・カラス、ピンカートンにニコライ・ゲッダを据えるという豪華布陣で、ミラノ・スカラ座管弦楽団や合唱団の好演もあって今なお色褪せることがない名演ですが、それを上回る完成度を求めたカラヤンは、70年代においてこれ以上ない超豪華歌手陣をキャスティング。  もちろん初回録音における配役も豪華であったが、本演奏における配役もいささかも引けを取っていない。フレーニによる瑞々しい美声は正に純情な蝶々夫人の当たり役と言えるし、パヴァロッティも、女たらしではあるが優柔不断で憎み切れないピンカートン役に相応しい見事な歌唱を披露している。加えて蝶々夫人の召使役のスズキをクリスタ・ルートヴィヒが演じるという超豪華布陣で、カラヤンによるキャスティングのセンスの良さを感じさせられる。カラヤンによるプッチーニの歌劇「蝶々夫人」の随一の名演にとどまらず、古今東西の様々な指揮者による同曲のあらゆる名演に冠絶する至高の超名演と高く評価したい。  そしてこれもカラヤンならではと言えるのが、「帝王」ゆえのプレス枚数の多さで、初期盤でも市場流通量が多く、リーズナブルに入手できること。価値の高いお勧め盤です。19世紀末の長崎、芸者の蝶々さんはアメリカ人海軍中尉のピンカートンと『結婚」した。だが世界を股にかける船乗りのピンカートンにとって、蝶々さんはあくまで現地妻。そんな彼の心も知らず、ピンカートンに一目惚れした蝶々さんは彼の信じるキリスト教に改宗し親族一同から縁を切られてしまう。  蜜月は短かった。わずか数ヶ月でピンカートンは去り、それきり音沙汰もない。生活費にも事欠くようになった蝶々さんだが、彼を諦めるようにと周囲がほのめかすのも聞き入れず、ひたすら彼を待つ。《ある晴れた日に》は、このような状況で歌われる。実は蝶々さんには、ピンカートンとの間に生まれた子供がいたのだ。そんなある日、とうとうピンカートンの乗る船が長崎に着いた。だが彼に付き添っていたのは、本国で結婚した妻ケート。子供の将来のため、子供をピンカートン夫妻に渡すよう勧められた蝶々さんは、それを受け入れ、もはやこれまでと父の形見の短刀を胸に突き立てる。 お話は本当に悲しい。『椿姫』より悲しいのではないだろうか。相手の男が軽薄なだけに、尚更哀れで切ない。けれど、つけられた音楽は絶品だ。《ある晴れた日に》の他にも、初夜に臨んだ2人が歌う愛の二重唱《可愛い目をした小さな子》、蝶々さんと女中のスズキが歌う《花の二重唱》、入港したピンカートンを待ちわびる蝶々さんのバックで歌われる水夫たちの合唱《ハミング・コーラス》など、繊細でロマンティックな曲が次から次へと現れる。 「さくらさくら」、「お江戸日本橋」、「君が代」など日本人にお馴染みの旋律が出てくるのも嬉しい。プッチーニは《蝶々夫人》の作曲にあたり、友人だった在イタリア日本大使夫人の助けを借りて、日本の旋律を収集したという。作・編曲面では管弦楽や歌唱はもとより「君が代」「さくらさくら」「星条旗よ永遠なれ」等のモチーフを見事に展開して作品の一部に昇華する手腕は見事だ。  そして、プッチーニがスコアに書いたハーモニーから旋律を際立てるために、親日家だったカラヤンは《蝶々夫人》を録音するにあたって、“日本の旋律”の元を聴いていると思われる。今では滅多にないことですが、カラヤンが初来日した時分は最初に『君が代』と『オーストリア国家』を演奏してからコンサートが始まっていた。そもそもカラヤンのプッチーニは本当に素晴らしいです。まるでフォーレ、ラベル、ドビュッシー等のフランス印象派のように華麗で美しい管弦楽の響きだ。 部分部分は彼らの歌曲集を聴いている様な気さえするほど。この耽美性はカラヤンならではのものだが、弦の高音域のレガート奏法を聴いてると快感中枢を刺激される事この上なく、緩急や強弱が多彩で華麗なるカラヤン・サウンドに酔いしれてしまう。  基本的には1971年のボエームの延長みたいなセットで、オーケストラがベルリン・フィルからウィーン・フィル、セッション場所がキリスト教会からソフィエンザールに代わっただけの代物。カラヤンのオーケストラは完璧としか言いようがない、とにかく最初の1小節からウィーン・フィルのドラマティックな演奏に驚かされるか。あらゆる場面で独特の雰囲気を呼び起こしている。出だしのフーガで既に名演の予感を感じるはずです。 歌手も最高だし、今は聴けなくなったウィンナ・オーボエなどの、ウィーン・フィルの魅力も満載の名盤です。エンジニアはジェームズ・ロック(James Lock)を筆頭に、収録はゾフィエンザールで行われていることで長めの残響が効果的にウィーン・フィルの美音を引き立てている。  乳母が同じであったと言うイタリア・パドヴァ出身の幼なじみ故パヴァロッティとフレーニは、プッチーニのピンカートンと蝶蝶さんを歌うために生まれたのではないかと思えるほど。ふたりの甘く柔らかな声は見事に溶けあい、カラヤンの絶妙の棒のもと多少違和感は有りますが日本魂を完璧に作り上げている。デッカ制作陣も、すでにカルーショー第2世代勢揃い。クリストファー・レイヴァン、ミヒャエル・ウールコック、エンジニアは、ゴードン・バリーは第1世代に属すが、ジェームス・ロック、ジャック・ロウ其々数頭立ての豪華布陣で行われていた。1974年1月ウィーン、ゾフィエンザール録音。 ■ステレオ録音、優秀録音、名演。 通販レコード詳細・コンディション、価格 Puccini - Freni, Pavarotti, Ludwig, Kerns, The Vienna Philharmonic, Karajan ‎– Madama Butterfly プロダクトレコード番号SET584/6作曲家ジャコモ・プッチーニ演奏者ミレッラ・フレーニ ルチアーノ・パヴァロッティ クリスタ・ルートヴィヒ ロバート・カーンズ 他オーケストラウィーン・フィルハーモニー管弦楽団指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン録音種別STEREONARROW BAND ED4 ORIGINAL, STEREO 3枚組 (130g/130g/140g), Release 1974, Stamper 4G/5G 9G/3G 4G/3G。解説書付き。 販売レコードのカバー、レーベル写真 コンディションジャケット状態EXレコード状態EX++製盤国GB(イギリス)盤SXL ナローバンド ED4 スモール・ラベルと日頃は呼んでいます。ED1 から比べると中央の「FULL FREQUENCY ...」の幅が狭くなり重量も軽くなります。ナローバンドが初版になる LP も多くあり、製盤技術、材質は安定していて再生の難しい ED1 と比べて再発盤でも初版より優れているケースも有ります。SXL 6435 と 6447 、6449 以降はナローバンドが初版となります。総じて価格は手頃ですが、SXL6529(メータ指揮ロス・フィル 「惑星」)、SXL6721(チョン・キョン・ファ バッハ パルティータ)等は高額です。この2枚はジャケットの痛みが激しくても一度は手元に置きたいと思うものなのでしょう。通販レコード詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。  オーダーは 品番 / 34-27247 販売価格 8,800円(税込) ヴェルディの流れをくみ。19世紀末から20世紀初期にかけて活躍したイタリア最大の歌劇作曲家であるジャコモ・プッチーニ(1858.12.22 〜 1924.11.29、イタリア)は、世界中の人の心を打つ唯一の歌劇作曲家だ。ミラノ音楽院でマスカーニとともにポンキェッリの薫陶を受けた後、1873年に歌劇の第3作「マノン・レスコー」で初めて大成功を博し、1896年「ラ・ボエーム」、1900年「トスカ」、1904年「蝶々夫人」、1910年「西部の娘」、1918年に1幕ものの三部作、1926年に最後の作品「トゥーランドット」を発表して、イタリア歌劇界の王座に君臨した。  プッチーニの歌劇の題材は、万人の胸を打つ人情味豊かなものが多く、その音楽は、極めて美しく、劇的効果の盛り上げ方が優れている。今日、プッチーニの作品は、ワーグナー、ヴェルディとともに、世界の歌劇場のレパートリーに欠かすことの出来ないものになっている。 プッチーニの旋律は、しばしば息が長いにもかかわらず覚えやすく、しかも口ずさみやすい。しかも、とってつけたようなぎこちなさがまったくなく自然で滑らかに流れていく。 蝶々さんのような純情一途なヒロインを、『プッチーニ・ヒロイン』と呼ぶことがある。理由は単純で、プッチーニのオペラのヒロインは殆ど全て、このタイプだから蝶々さん以外にも、「ボエーム」、「トスカ」のヒロインや、主役ではないもののヒロイン並みの扱いを受けている「トゥーランドット」のリューなど、プッチーニの有名オペラのヒロインは皆このような純情タイプ。なかでも蝶々さんは、その最右翼だろう。  そんな蝶々さんを、プッチーニは格別に愛した。オペラの原作となったデヴィット・ベラスコという作家の戯曲をロンドンで初めて見た時、プッチーニは滂沱の涙を流し、すぐに作曲を決意したという。蝶々さんが自害を遂げる部分の音楽を書いている時も、同じような状態だったらしい。いったいプッチーニは、蝶々さんのどこに、それほどまでに惹かれたのだろうか。  成功した作曲家のオーラに加え、ダンディでお洒落だったプッチーニはよくもてた。彼自身、魅力的な女性を追う“狩人”と自称したほど、アヴァンチュールを楽しんだ。その相手は、ほとんど身分の低い、いたいけな少女だった。一節によるとプッチーニが、そのようなアヴァンチュールを好んだ背景には、彼女たちとは対照的な妻、エルヴィーラの存在があったという。  プッチーニは終生、強く、嫉妬深い妻から逃れられなかった。《蝶々夫人》は現実では寄り添えない少女たちへの、プッチーニならではの恋文だったのかもしれない。 (さらに…)...
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名曲名盤縁起 ウィーン・フィルを誕生させたニコライの人気作 ニコライ〜歌劇《ウィンザーの陽気な女房たち》序曲

名曲名盤縁起 ウィーン・フィルを誕生させたニコライの人気作 ニコライ〜歌劇《ウィンザーの陽気な女房たち》序曲

ウィーン宮廷楽長ニコライの命日 ― 1849年5月11日 ドイツのロマン派オペラの歴史を飾る作曲家・指揮者オットー・ニコライが、39歳を前にベルリンで夭逝した日。職業音楽家の父の跡を継ぐように強制されたニコライは、16歳で放浪の旅に出る。23歳でローマに赴き、イタリア伝統の教会音楽やオペラの作曲法を身に付けた後、ウィーンの宮廷に仕える音楽家になり、31歳で宮廷楽長にまで上り詰める。その時、ニコライは現代の私たちに至福の喜びを与えてくれるものを組織した。ウィーン・フィルハーモニー協会、つまりウィーン・フィルを生み出してくれたのである。  作曲家ニコライの最高傑作が、亡くなる前年、シェイクスピアの戯曲を題材にして書いた歌劇《ウィンザーの陽気な女房たち》だ。ドイツ以外の国での上演は稀だが、その序曲はとても人気が高い。ロマン派オペラらしい優美な序奏の後、軽やかで流麗な2つの主題によって、いかにもイタリア風のブッファにふさわしい、活き活きとして爽快な音楽だ。 (さらに…)...
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重文級◉フラグスタート、ショルティ指揮ウィーン・フィル◯ワーグナー・ワルキューレ第3幕全曲、第2幕「死の告知」

重文級◉フラグスタート、ショルティ指揮ウィーン・フィル◯ワーグナー・ワルキューレ第3幕全曲、第2幕「死の告知」

通販レコードのご案内新しいテクノロジーを積極的に活用しょうとして、表現の可能性を追求している。GB DECCA LXT5389-90 (演奏者)ゲオルグ・ショルティ指揮 ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 キルステン・フラグスタート、オットー・エーデルマン、マリアンネ・シェヒ、オーダ・バルスボルグ、イローナ・シュタイングルーバー、グレース・ホフマン、クレア・ワトソン、オーデ・バルスボルク、マーガレット・ベンス、アニー・デロリー、ヘティ・プリュマッハー、 フリーダ・レースラー (曲目)ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第3幕全曲、第2幕「死の告知」 RING全曲収録前夜祭セッション。録音史上に残る偉業、デッカとショルティ&ウィーン・フィルによる「指輪」全曲録音。この大プロジェクトに先駆けてテスト録音された、ワルキューレ第3幕の2枚組セットです。ステレオ録音の可能性を追求するため実験を試みた。ワルキューレたちを歌いながら移動させると左右のスピーカーからどのように再生されるか!? 結果、モニタールームでは歓声が沸き上がった。ソプラノ歌手、キルステン・フラグスタート、バス歌手、オットー・エーデルマン他の歌唱、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による1957年録音盤。詳細掲載ページ1966年に全曲を録音しているので、この第3幕の古い録音は忘れられた。眼光鋭くきびきびした動きで指揮するショルティそのもの。ステレオ録音がどういう効果を生むのか、まだ手探りの時代。まだ、レコード会社がステレオ録音に懐疑的な時代だった。予行練習と言え完成度は天下一品なのが本盤から伺えます。カルショウはステレオ録音の可能性を追求するため、いろいろ実験を試みた。最後の魔の炎のシーンは、ウオータンが火の神ローゲを呼ぶところでは左から歌い、最後のジークフリートの動機を歌うクライマックスでは中央にきて歌う、という演出を試みている。楽器や歌手の音像は左右のスピーカーの間にきれいに定位する。1957年5月13~17日、ウィーン、ゾフィエンザール録音。プロデューサーとエンジニア、ジョン・カルショー,エリック・スミス/ジェイムズ・ブラウン 通販レコード詳細・コンディション、価格 プロダクトレコード番号LXT5389-90作曲家リヒャルト・ワーグナー演奏者キルステン・フラグスタート、オットー・エーデルマン、マリアンネ・シェヒ、オーダ・バルスボルグ、イローナ・シュタイングルーバー、グレース・ホフマン、クレア・ワトソン、オーデ・バルスボルク、マーガレット・ベンス、アニー・デロリー、ヘティ・プリュマッハー、 フリーダ・レースラーオーケストラウィーン・フィルハーモニー管弦楽団指揮者ゲオルグ・ショルティ録音種別MONO 販売レコードのカバー、レーベル写真 コンディションジャケット状態EXレコード状態EX++製盤国DE(ドイツ)盤ORANGE WITH SILVER LETTERING, MONO 2枚組 (150g/150g), Stamper 2A/1A 1A/4A。通販レコード詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。オーダー番号34-27355販売価格6,600円(税込) (さらに…)...
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クラシック名録音106究極ガイドが選んだ◉ゲオルグ・ショルティ指揮シカゴ響 ベートーヴェン・交響曲9番「合唱」

クラシック名録音106究極ガイドが選んだ◉ゲオルグ・ショルティ指揮シカゴ響 ベートーヴェン・交響曲9番「合唱」

通販レコードのご案内嶋護・著「クラシック名録音106究極ガイド」でも紹介されています。GB DECCA 6BB121/2 (演奏者)ゲオルグ・ショルティ指揮 シカゴ交響楽団 ピラール・ローレンガー イヴォンヌ・ミントン スチュアート・バロウズ マルッティ・タルヴェラ (曲目)ベートーヴェン・交響曲9番「合唱」 ショルティは、1972年5月から1974年9月にかけて、シカゴ交響楽団を指揮して初のベートーヴェンの交響曲全集を録音しました。さらに、その後1986~89年にも再録音がなされていますが本セットは前者。ショルティならではの筋肉質な演奏で、ヨーロッパ的気品を持たない無骨な演奏がかえって刺激的な魅力を生み出している唯一無二のオーディオファイル盤に仕上がっている名盤で米国THE ABSOLUTE SOUND誌所謂TAS推薦盤としても高名。それもケネス・ウィルキンソンとゴードン・バリーが録音エンジニア務めているから当然言えば当然、オーディオルームがホールと化します。1972年5月シカゴ、イリノイ大学クランナートセンター録音、P&E:ケネス・ウィルキンソン、ゴードン・パリー&デヴィッド・ハーヴェイ詳細掲載ページ半世紀にわたり一貫してDECCAに録音し数々の名盤を遺した重要なアーティストであり続けた。そのレパートリーは多岐にわたり、バッハからショスタコーヴィチまで幅広く網羅。おそらく有名交響曲作家で1曲もやっていないのはシベリウスぐらいではないか。ショルティは、1972年5月から1974年9月にかけて、シカゴ交響楽団を指揮して初のベートーヴェンの交響曲全集を録音しました。さらに、その後1986~89年にも再録音がなされています。それ以前、1950年代に録音されたロンドン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン・フィルとのレコードは全集に至っていませんでした。特に5、7、9番は2回目の全集より力強さとアグレッシブさが前面に出ており、より良い。この説得力は、英デッカ社の巧みなノウハウに負うところ大だと思います。エンジニアは英デッカの大御所ケネス・ウィルキンソンと弟子のジェームス・ロック。3つの会場を使った彼らの録音にありがちな事情ですが統一感があり、一番状態が良いのが第9番で、響きを抑えて明瞭感と質感を確保し、締まりのある中低域が気持ちよく響く仕上がり。 地鳴りする音が刻まれているのは当然か、とにかく凄まじい演奏。冒頭からただならない気配が支配し、その空気が全曲を覆う。オーケストラの響きは深々としていて実在感があり、息の長い旋律には生命感が漲り、押しと引きの対比も鮮やかで精鋭シカゴ響のもつ驚異的な表現力の幅がいかんなく発揮されています。ショルティのイメージから聴き始めはマッシブでガチガチに硬派な演奏で、しなやかさに欠ける演奏になるかと思いきや、単にオーケストラを煽るだけではなくて ― あるいは自らの底にあるロマンチズムが目覚めたからなのか ― オーケストラ共々非常に共感に満ち、時にロマンティックなうねりすら聴かせるのですが、それが類い希なほどの説得力を持って聴き手に迫ってきます。 来日時のベートーヴェンに感心したことを思い出させる、ただし推進力のあるだけの爆演ではなく、非常に生真面目な演奏でスコアに書かれた一つ一つの音を大事にしたベートーヴェンである。ショルティの音楽の特性は硬派、豪快、ダイナミックで、甘えのない厳格かつ躍動感に溢れる演奏。その反面 、比類なき生彩に満ち満ちた輝きを放つ。早いテンポでオーケストラを煽り、楽器を鳴らしまくるため聞き逃されてしまうが、対位法などのオーケストレーションを含む曲の構造に留意し精緻なアンサンブルを要求するといった論理的なアプローチも特色の一つで、完全主義者といわれる所以でもある。サー・ゲオルク・ショルティならではの筋肉質な演奏で、鮮やかに浮かび上がるベートーヴェンの交響曲特有のフォルムの美しさや堅牢さを味わえる。 通販レコード詳細・コンディション、価格 プロダクトレコード番号6BB121/2作曲家ルードウィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン演奏者ピラール・ローレンガー イヴォンヌ・ミントン スチュアート・バロウズ マルッティ・タルヴェラオーケストラシカゴ交響楽団指揮者ゲオルグ・ショルティ録音種別STEREO 販売レコードのカバー、レーベル写真 英国デッカプレスED4 original, NARROW BAND ED4, STEREO2枚組 (140g), Release 1972, Stamper 3W/4W/4W/3W.コンディションジャケット状態EXレコード状態EX++製盤国GB(イギリス)盤通販レコード詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。オーダー番号34-27331販売価格3,300円(税込) (さらに…)...
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「ホロヴィッツ事件」の日 ひびの入った骨董品

「ホロヴィッツ事件」の日 ひびの入った骨董品

(これは5月27日に書いています。)週末から九州南部は梅雨入りしました。五月半ばから0度を超える夏日になる日もありますが、体感的に熱いと感じないので、家の中を空気が通っているのがはっきり感じるからか。窓は開けていないのに、隙間ができているのかしら。 日本の音楽批評の最高峰のお一人、吉田秀和さんが亡くなられてから、もう6年(2012年(平成24年)5月22日)。享年98歳だと改めて認識して、驚いた次第です。 没されてからも残されていた原稿を元にNHK-FM「名曲の楽しみ」は放送が続いていましたが、すっかりタイムテーブルも変わってしまった。これからも放送が続いていたのなら、音楽解説番組の最高齢となる事でしょう。指揮者ストコフスキーが95歳だったことを思えば、世界記録ではあるのでは無いかしら。と期待もしたことが懐かしい。 「ホロヴィッツ事件」というのが歴史にある。1983年6月11日は、ホロヴィッツが初来日してピアノ演奏を実際に日本の聴衆の前で行った日。 時代はバブル景気。ピアノ・ソロの演奏会では最高金額でした。その金額でホロヴィッツが動かされたと言われても仕方の無いことでしたが、『ひびの入った骨董品』と来日演奏を批評したのが、吉田秀和さんでした。それは若い時に来日して貰って、実際の演奏に接したかった。と言う吉田さんの正直な夢だったのですが、音楽批評雑誌の見出しだけが躍ってしまった感じです。  来日の演奏会は、その一週間後にテレビ放映され多くの関心を呼びました。口さがない人は『ボロヴィッツ』などとあざけったものです。初めてそのときにホロヴィッツという名前の老ピアニストの演奏を聴いた人は多かったことでしょう。誰かが、奇跡のピアニストを連呼していたら印象は変わっていたかも知れません。 (さらに…)...
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モーツァルトのお手本*ファン必聴 フィーツ、ウィーン八重奏団 モーツァルト・ディベルティメント17番&1番

モーツァルトのお手本*ファン必聴 フィーツ、ウィーン八重奏団 モーツァルト・ディベルティメント17番&1番

通販レコードのご案内DECCA黄金期を代表する名盤 ― 名手アントン・フィーツのヴァイオリンに率いられた「モーツァルトのお手本」とも言うべき、豊かで伸びやかな感性に溢れている名演《日本LONDON ffss 170g 重量盤, 裏面最初期ブルーバック》JP LONDON SLC1183 ウィーン八重奏団 モーツァルト・ディベルティメント 録音にリアル感のあるしっかりとした陰影があり、ウィーンの名手達が弾力的なリズム感と固い構成感で全体を見失わせない実に上手い設計で聴かせてくれる演奏は、きわめて余裕のある進行で一分の隙も無い名演です。  ウィーン八重奏団は、長い伝統に育まれた独特の優美な響きと、自発性に富む豊かな表現で世界最高のオーケストラの一つとして、常に世界の聴衆から愛されてきたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者たちを中心に結成されました。  本盤は新リーダーのアントン・フィーツ時代の1963年録音で、淡々とした美しさを奥深い透明感で貫いて描ききる素晴らしい名演。当時のウィーン・フィルの ―― Anton Fietz, violin; Philipp Mattheis, violin; Gunther Breitenbach, viola; Nikolaus Hubner, cello; Johann Krump, double-bass ―― 名手揃い。勿論、クラリネット独奏は高名ウィリーの弟アルフレッド、ウラッハの正式継承者としてウィーン・フィルを支え続けた名手。伝統的な良さを残しながらも切れ味の鋭い端正な演奏スタイルによる名演です。1961年4月ウィーン、ゾフィエンザールでの優秀録音、名演、名盤。Producer – Erik Smith, Engineer – James Brown. 通販レコード詳細・コンディション、価格 プロダクトMozart, Members Of The Vienna Octet ‎– Divertimenti K.334 K.136レコード番号SLC1183作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト演奏者アントン・フィーツ フィリップ・マタイス ギュンター・ブライテンバッハ ニコラウス・ヒューブナー ヨハン・クルンプ ヨゼフ・ヴェレバ オットー・ニッチェオーケストラウィーン八重奏団録音種別STEREOLONDON 最初期 FFSS, STEREO 1枚組 (170g) 重量盤, Release 1962, Stamper 輸入メタル使用盤 2E/1E 最初期スタンパー, 裏面最初期ブルーバック。 販売レコードのカバー、レーベル写真 コンディションジャケット状態M-レコード状態EX++製盤国JP(日本)盤国内初期盤 是非英国オリジナル盤所有する方、比較試聴して頂きたい。往年のまさに定盤中の定盤として一世を風靡した盤の日本国内初出盤。まだマスターテープが新鮮で状態で制作・録音された時代と同じ空気を感じられるのが初期盤収集の楽しみ。アナログ的で引き締まった密度のある音と音色で、楽音も豊か。情報量が多く、対旋律の細部に至るまで明瞭に浮かび上がってくる。今でも一級のオーディオファイル盤であると断言できます。通販レコード詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。  オーダーは 品番 / 34-24342 販売価格 3,300円(税込) (さらに…)...
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凛と輝く一輪のバラ◉マゼール指揮クリーヴランド管、マジェスケ、ザウダー、アーモンド◯プロコフィエフ・ロメオとジュリエット

凛と輝く一輪のバラ◉マゼール指揮クリーヴランド管、マジェスケ、ザウダー、アーモンド◯プロコフィエフ・ロメオとジュリエット

20世紀が生んだバレエ音楽の最高傑作のひとつ。マゼールの若い時代の代表的な音盤であって、アカデミー賞など数々の賞を受賞した名盤。通販レコードのご案内《オランダデッカプレス》GB LONDON CSA2312 マゼール/クリーブランド管 プロコフィエフ ロミオとジュリエット(3枚組)クリーヴランド管弦楽団に就任して矢継ぎ早に行なった録音のひとつで、同オーケストラとの最初の優れた業績といえる。主人公たちの性格描写の的確さなど、マゼールの才気が輝いている。  1974年度(第12回) レコード・アカデミー賞 管弦楽曲部門 受賞の同じメンバーによる「ローマの祭り」同様、一級のオーディオファイル盤。カルーショの残党Recording Producer: Michael Woolcock Balance Engineers: Colin Moorfoot, GordonParry, Jack LawらのDECCAによる録音技術が素晴らしく、優秀録音盤としても良く知られています。  当時最高水準を維持していたクリーヴランド管の精緻で多彩な表現力は、プロコフィエフの込み入った複雑なオーケストレーションを再現するのに相応しく、弱冠43歳のマゼールによる天才的な指揮と推進力の強さは息をのみます。数日で全曲収録されたとは思えないくらいに一つ一つの曲の出来は均一で、曲間の繋がりは自然です。 チャイコフスキーの《ロメオとジュリエット》より心の内面を表現した20世紀最高のバレエ音楽の傑作のひとつ。マゼールは音楽の本質を見極めながら、プロコフィエフが音楽に託したバレエ音楽としての華やかさ、物語性、それぞれの場面、情景が持つ描写性を上手に引き出しています。 その主人公の性格描写の中で極めて魅力的なのは第1幕最後の「バルコニーの光景」でしょうか。ジュリエットの愛くるしさ、美しさ、健気さ、そして強さを感じます。オルガンでジュリエットの思いを奏でていますが、ゴージャスなサウンドによるロマンティックさというよりは輪郭のはっきりした、凛として輝く一輪の薔薇の香り。愛の主題、ジュリエットの主題などの美しいメロディ、決闘シーンなどなど、プロコフィエフの個性的ながらも親しみやすい旋律と生彩にとんだシャープなオーケストレイションを甘ったるく捲れた花びらから香りが滴っているのではなく、マゼールらしさとして特筆される筋肉質の演奏。ストーリーに沿った劇的な解釈や濃厚なロマンティシズムとは無縁な演奏なので期待を裏切るかもしれませんが、裏切られても後悔を感じさせない。マゼールらしい客観性、俯瞰性はここでも多いに発揮されています。  細部まで緻密に彫琢しつくすマゼールの指揮が冴え渡りキレのあるシャープな表現とそれに応えるクリーブランド管の非常に上手い演奏技術が相俟って、実に見通しよく、また一瞬たりとも緊張感や演奏が弛緩することがないオーケストラの魅力が心ゆくまで堪能できます。DECCA の音作りもこの演奏によく合っています、特に様々なニュアンスが交錯する場面での立体的な響きは実に見事な優秀録音です。ステレオ録音。オランダ盤、3枚組。1973年6月、クリーヴランド、マソニック・オーディトリアムでの録音。解説書付き。 通販レコード詳細・コンディション、価格 プロダクト品番34-27329商品名GB LONDON CSA2312 マゼール/クリーブランド管 プロコフィエフ ロミオとジュリエット(3枚組)レコード番号CSA2312作曲家セルゲイ・プロコフィエフ演奏者ダニエル・マジェスケデイヴィッド・ザウダーエドワード・アーモンドオーケストラクリーヴランド管弦楽団指揮者ロリン・マゼール録音種別STEREOオランダデッカプレス, STEREO 3枚組 (120g), Stamper 4W/4W/2W/2W/3W/5W。 販売レコードのカバー、レーベル写真 コンディションジャケット状態EXレコード状態M-製盤国NL(オランダ)盤通販レコード詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。  オーダーは 品番 / 34-27329 販売価格 4,400円(税込) CDはアマゾンで  バイロイト音楽祭に史上最年少でデビュー、若干30歳でデッカから専属契約のラブコールを受け録音をスタート。ジョージ・セル死去後空席となっていたクリーヴランド管弦楽団の音楽監督に42歳で就任した。この時期に録音した曲目からは、新しいレパートリーの開拓しながら、セルの伝統を引き継いだ曲目に自分なりの解釈を加えていこうというマゼールの意欲が垣間見えてくる。クリーヴランド管弦楽団との録音の中でも重要なのは、新しいレパートリーを象徴するガーシュウィンと、唯一の録音となった、古典を象徴するブラームスの交響曲全集だろう。  それまでバーンスタインとニューヨーク・フィルが示した「アメリカ」を象徴する演奏が規範だった、そこにマゼールとクリーヴランド管弦楽団はヨーロッパ的な洗練を導入し、それが欧州の音楽産業の中心の一つであるデッカから発売されたことで、ジャズバンドの音楽という偏重を払拭でき、欧州オーケストラのレパートリーとしても定着されるきっかけになったのではと想像できる。  ブラームスも冒険をしたと思えるもの。この〝時代遅れの交響曲〟を評判の高かったセルのブラームス:交響曲全集と異なる路線で布石に残そうとする意図がよくわかる。クリーヴランド管弦楽団の精度のままで、テンポやリズムの微妙な揺れでブラームスの耳の奥で聞こえていたであろう、バロック時代の歌を精密な現代オーケストラの響きで出現させんと試みたのはユニークなことである。それがブラームスの交響曲にふさわしかったどうかは、聞き手がブラームスの音楽になにを聴きたいかの感覚次第である。 (さらに…)...
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戦前のオリジナル盤で聴きます⇒平成版名曲新百選◉思い出がある流行歌、令和に受け継ぎたい歌謡曲。あなたの投票受付中

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SPレコードを蓄音機で楽しむ会・無料コンサート令和に受け継ぐ昭和の歌謡曲を選定中。あなたも参加して下さい。第4撰(曲目)藤山一郎影を慕いて東海林太郎むらさき小唄新橋喜代三明治一代女の唄上原敏流轉浅草〆香流れ三味線上原敏、浅草染千代倅でかした浅草染千代しぐれ旅上原敏、青葉笙子鴛鴦道中上原敏上海だより高峰三枝子湖畔の宿 (さらに…)...
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リハーサル盤付き*カラヤン美学の徹底した カラヤン指揮ベルリン・フィル モーツァルト・後期6大交響曲集

リハーサル盤付き*カラヤン美学の徹底した カラヤン指揮ベルリン・フィル モーツァルト・後期6大交響曲集

カラヤンのモーツァルト演奏のスタイルは変化することはなかった。 カラヤンとベルリン・フィルのモーツァルトで、《ハフナー》、《リンツ》、《プラハ》、39番、40番と《ジュピター》は二種類あるが、引き締まったモーツァルトを聞きたいか、ゴージャスで華やかなサウンドを楽しみたいか。好みで選んで聞くのが良いが、名手の揃ったベルリン・フィルの木管楽器を楽しむにはEMI盤が勝る。優美に磨かれた、華麗なモーツァルト。カラヤン美学の徹底した演奏です。スケールの大きな中にも美しさがちりばめられ、この上なく心地の良い響き。ベルリン・フィルとカラヤンの見事なコラボレーションが生み出した、不朽不滅のモーツァルト後期交響曲集をここに聴くことができます。  録音場所はイエス・キリスト教会で、1970年9月に行なわれた。この時期、カラヤンとベルリン・フィルのコンビはEMIと、ドイツ・グラモフォンで旺盛に録音を行った。よく知られているように、ダーレム地区の騒音問題などもあって、カラヤンのベルリンでの録音拠点は、1973年からベルリン・フィルハーモニーに移りますが、このモーツァルト後期交響曲集と、ブルックナーの第4番&第7番、チャイコフスキーの後期交響曲集に関しては非常に短い期間で録音場所を違えて再録音をおこなっているのです。  1970年当時のカラヤンは、イエス・キリスト教会の豊かな響きを存分に生かした分厚く豊麗なサウンドを志向していましたが、5年後の録音場所は、ベルリン・フィルハーモニーに移って精悍なモーツァルトを聞かせている。単なる再録音ということになりますので、5年という短い期間にカラヤンの嗜好が変化したことを十分に窺わせます。こちらが一般的にはカラヤンのモーツァルトだろう。 通販レコードのご案内リハーサル盤付き4枚組初版です。《英モノクロ切手盤、初発》GB EMI SLS809 カラヤン モーツァルト・後期6大交響曲集 カラヤン&ベルリン・フィルによるモーツァルト:後期6大交響曲集。同コンビで1975~1977年にはDGGからもリリースされたときは驚きをもって迎えられたとのことですが、EMI盤がダーレムのイエス・キリスト教会での録音、DGG盤がフィルハーモニーザールでの録音ということで、サウンドの傾向には大きな違いが見られます。  本盤はイエス・キリスト教会の豊かな響きを存分に生かした分厚く豊麗な仕上がりとなっています。4枚組ですが、4枚目は(第39番、40番、41番の)リハーサルが収録されており、カラヤンがどのように音楽を作っていったのかが、よくわかります。カラヤン&ベルリン・フィルの録音は星の数くらい沢山あるが、ベルリン・フィルの実力を最高に引き出しているという点では当盤も最右翼でしょう。ベルリン・フィル伝統のアンサンブルは健在で他に得られない圧倒的なものです。1970年9月ベルリン、イエス・キリスト教会での録音、リーフレット付属。 通販レコード詳細・コンディション、価格 Wolfgang Amadeus Mozart, Herbert von Karajan, Berliner Philharmoniker ‎– The Last Six Symphoniesプロダクトレコード番号SLS809作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトオーケストラベルリン・フィルハーモニー管弦楽団指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン録音種別STEREOWHITE & BLACK STAMP DOG, STEREO 4枚組(110g/130g/130g/130g), Release 1971, Stamper 2G/2G 1G/1G 2G/2G 1G/3。 販売レコードのカバー、レーベル写真 コンディションジャケット状態EXレコード状態EX++製盤国GB(イギリス)盤《モノクロ切手 白枠》セミサークルレーベルのニッパー君の部分が四角い縁取りで囲まれ、ちょうど切手(スタンプ)のように見えるためです。このスタンプ・ニッパー・ラベル(ER3)は、郵便切手が白黒(モノクロ)になります。番号で見ると、ASD2470 あたりから 2750 あたり まではカラー・ニッパーがオリジナルでこれ以降は、モノクロのニッパーが初版ということになるらしい。この、ASD シリーズの半円ニッパーとスタンプ(カラー、モノクロ両方とも)ニッパーの LP は盤自体のクオリティがとても高く、ばらつきも少なく優秀なプレス技術といえます。通販レコード詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。 オーダーは 品番 / 34-25163 販売価格 8,800円(税込) 「クレジットカード決済」「銀行振込」「代金引換」に対応しております。 (さらに…)...
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