最初に聴く名曲名盤〜使徒ゆえの仕事*ワルター、ニューヨーク・フィル、ミラー、ヘフリガー◯マーラー・大地の歌

最初に聴く名曲名盤〜使徒ゆえの仕事*ワルター、ニューヨーク・フィル、ミラー、ヘフリガー◯マーラー・大地の歌

マーラーでの管弦楽は色彩豊か、声も生々しく米 COLUMBIA の優秀録音の1つです。通販レコードのご案内《SX-74SOUND盤》JP CBS/SONY SOCL1084 ブルーノ・ワルター/ニューヨーク・フィル マーラー・大地の歌天は永遠に青みわたり、大地はゆるぎなく立って、春来れば花咲く。けれど人間はどれだけ生きられるというのだ。カーネギーホールでのマーラー生誕100周年記念祭が行われ、ウィーンでもワルターが招かれ第4番をシュヴァルツコップのソロで演奏している。奇数楽章と偶数楽章をテノールと、他の歌手が交互に歌い交わす形式なので録音もそれぞれに行われている。そうした録音スタッフの気合の入れようも名録音を遺そうという力となって名演奏を支えている。 マーラーが高く評価していたワルターは、マーラーの死の半年後にこの曲を初演しました。  マーラーは1908年の夏に、熱に浮かされたように中国の詩集をテキストにしたこの作品の創作に没頭しました。自分の苦悩と不安の全てをこの作品の中に注ぎこみました。それが「大地の歌」なのです。「5番」、「6番」、「7番」、「8番」の交響曲を作曲してきた次の声楽付きの交響的作品、彼は「大地の歌」を最初は9番のつもりで書き始めて、あとでこの番号を消したのでした。  つまりマーラーは、この「大地の歌」に交響曲としての番号をつけることを避けようとしました。なぜならベートーヴェンもブルックナーも10番目にたどりつけなかったことから、第9交響曲という観念にひどくおびえていたからです。偉大な交響曲作曲家は9番以上は書けないという迷信におびえて、この作品を交響曲と呼ぶ勇気がなかったのです。そう呼ばずにおくことで、彼は運命の神様を出し抜いたつもりでいたのです。  その後、現在の第9交響曲にとりかかっていたときに、妻アルマに「これは本当は10番なんだ。『大地の歌』が本当の9番だからね。これで危険は去ったというわけだ!」と思わず言わずには居られませんでした。  あぁ、運命の歯車は動き出します。結局、彼は9番の初演には生きて立ち会うことができず、10番はついに完成にも至りませんでした。神様は間近で、その告白を聞いていたのです。1960年ニューヨークでのステレオ・セッション録音。 通販レコード詳細・コンディション、価格 プロダクトレコード番号SOCL1084作曲家グスタフ・マーラー演奏者ミルドレッド・ミラー エルンスト・ヘフリガーオーケストラニューヨーク・フィルハーモニック指揮者ブルーノ・ワルター録音種別STEREOSX-74SOUND CBS/SONY製, SOCL 国内スタンパー使用盤。 販売レコードのカバー、レーベル写真 コンディションジャケット状態M-レコード状態M-製盤国JP(日本)盤通販レコード詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。  オーダーは 品番 / 34-25555 販売価格 1,870円(税込) (さらに…)...
Read More