幸福感を満喫 フランチェスカッティ、オーマンディ&ミトロプーロス ウォルトン&ラロ・ヴァイオリン協奏曲

幸福感を満喫 フランチェスカッティ、オーマンディ&ミトロプーロス ウォルトン&ラロ・ヴァイオリン協奏曲

通販レコードのご案内激しいパッセージでも聴く者を緊張させない。音の曲線が光っているように感じられるほど、美しい。その音はするりと耳の中にすべりこみ、身体中に幸福感が広がっている。《"360SOUND"STEREO 米2EYESグレイ盤》US COLUMBIA MS6201 ジノ・フランチェスカッティ オーマンディ フィラデルフィア管、ミトロープロス ニューヨーク・フィル、ウォルトン・ヴァイオリン協奏曲/ラロ・スペイン交響曲 ジノ・フランチェスカッティのヴァイオリンは聴く者を幸福な気分にさせる。その音は豊潤で、艶やかで、屈託がない。深刻ぶったところもない。心地よさを伴いながら耳の中にすべりこみ、鼓膜に浸透し、全身に行き渡る。  正直なところ、彼が遺した録音には、「この作品なら、この1枚さえあればいい」といいたくなるほど決定的なものは、ほとんどない。サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番や「序奏とロンド・カプリチオーソ」、ヴィターリのシャコンヌ、ラロのスペイン交響曲、ベートーヴェンの「クロイツェル」、パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番など、ファンから絶賛されてきた録音はいくつかあるが、「無双の名盤」とはいい切れない。  ただ、そのヴァイオリンには、彼にしか出せないベルカントのエキスがたっぷり含まれている。演奏、解釈の精神性やら、音楽の深淵に誘う濃厚さや深刻さとは一線を画した美音と名技が素晴らしい。バッハにしても、モーツァルトにしても、「もしパガニーニが弾いたら、こんな風になるかもしれない」と思わせる無色の気迫のようなものが、音楽の底を覆っている。 通販レコード詳細・コンディション、価格 プロダクトレコード番号MS6201作曲家ウィリアム・ウォルトン エドゥアール・ラロ演奏者ジノ・フランチェスカッティオーケストラフィラデルフィア管弦楽団 ニューヨーク・フィルハーモニック指揮者ユージン・オーマンディ ディミトリ・ミトロプーロス録音種別STEREO 販売レコードのカバー、レーベル写真 2EYES BLACK & GRAY ↞"360SOUND"STEREO"360SOUND"↠白文字ロゴ, STEREO 1枚組。コンディションジャケット状態EXレコード状態EX++製盤国US(アメリカ合衆国)盤《2EYES 360 Sound Black without "Arrows"》米コロムビアは、1960年代の初めに高品質レコードの証としてキャッチコピーとして”360 SOUND”を使用開始する。すでにモノラル時代にジャケットには使用されていたので、”復活”というほうが正しい。1962年から六ツ目から二つ目に変わり、モノラル盤と同様に下部に黒文字で"360 SOUND STEREO"の文字が入る(MS6350~6500辺り)。翌1963年には、"360 SOUND STEREO"の両端に矢印が付いてくる(with "Arrows")。MS6500~6800辺りがこのレーベル。そして1965年中期から1970年までは同じ二つ目ですが、下部のロゴは白文字 "360 SOUND STEREO" に変わる(White with "Arrows Eye" logo at bottom")。MS6800以降、MS7500あたりまで使われ、ワルターやオーマンディ、グールドといった演奏者のお馴染みの録音が多く、品質が安定しているので親しみやすい。通販レコード詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。  オーダーは 品番 / 34-23717 販売価格 5,500円(税込) 「クレジットカード決済」「銀行振込」「代金引換」に対応しております。 (さらに…)...
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ティボーゆずりのフランスのエスプリを聴く*ジノ・フランチェスカッティ バーンスタイン フランス・ヴァイオリン曲集

ティボーゆずりのフランスのエスプリを聴く*ジノ・フランチェスカッティ バーンスタイン フランス・ヴァイオリン曲集

通販レコードのご案内音の曲線が光っているように感じられるほど美しい。 ― 激しいパッセージでも聴く者を緊張させない。その音はするりと耳の中にすべりこみ、身体中に幸福感が広がっている。US COLUMBIA MS6617 フランチェスカッティ&バーンスタイン フランス・ヴァイオリン曲集 Three French Violin Favorites Chausson:Poeme/Ravel:Tzigane/Saint-Saens:Introduction and Rondo Capricciosoフランスの巨匠ジノ・フランチェスカッティによる、フランス近代の作曲家によるヴァイオリン曲集。ショーソン:詩曲、ラヴェル:ツィガーヌ、サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ。フランス近代の3人の作曲家によるヴァイオリンをフィーチュアした作品を、名匠ジノ・フランチェスカッティが艶やかに聴かせる一枚。サン=サーンスでの美しい音色、ラヴェルでのエスプリの効いた演奏はみごと。そして、ショーソンの詩曲はこの人の美しい音色が特に心に染みる圧倒的な名演です。戦前からフランスとアメリカで活躍した、超絶技巧で知られるジノ・フランチェスカッティが活動拠点のニューヨークで収録した一枚。1964年1月6日ニューヨーク、マンハッタン・センターでの録音。1950年代既にCOLUMBIA, RCA両社は世界最高レベルの録音・製盤技術を確立していて、発売から半世紀以上経過していても第一級のオーディオファイル盤と豪語できます。米盤特有の映画音楽のように広がりのあるサウンドステージと、独奏を思い切り前面に出したステレオバランスで、所謂「歌う楽器」としてのフランチェスカッティのヴァイオリンの魅力を余すところなく味わうことのできる仕上がりになっている。そうした録音効果や本気のものづくりが有機的に絡み合って、東西冷戦時代のアメリカ盤は、パフォーマンスの本質を見事に浮かび上がらせています。バーンスタインに率いられたニューヨーク・フィルは彼らの本質を全面に出した、元気いっぱいに鳴り響いて、生々しい音に仕上ていたのがこの時代のバーンスタインの特長です。しかし、それはソリストにとってはかなり困った話だったようです。そして、フランチェスカッティというヴァイオリニストはそう言う分厚い響きを突き抜けてヴァイオリンを響かせるというタイプではありません。両者の最初の顔合わせとなったブラームスでは、若きアメリカの指揮者に土俵を譲りましたが、ここでは伴奏に徹してもらって、曲線を多用しながら美音で勝負しています。 最後の顔合わせとなった本盤は自分の土俵で勝負できるフランス音楽。ショーソン:詩曲、ラヴェル:ツィガーヌ、サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソの3曲。これらは基本的にはオーケストラ伴奏付きのヴァイオリン曲ですから、フランチェスカッティの美質が遠慮なく発揮されます。このヴァイオリニストの美質である洒落たセンスと美しい音に彩られて、ショーソンの雅趣と高揚、ラヴェルのエキゾティックな憂愁、サン=サーンスの優美な旋律美といった、三様の特質が味わえます。 バーンスタインにしてみれば、彼の美質がかなりの部分スポイルされてブラームスの時のようなエキサイティングなことにはなりようがありません。やるべき事はきちんとやっておきましたという演奏になっているのですが、不思議なことに彼はそう言うことにはあまり頓着しないようなのです。おそらく、一仕事終わった後にはいつものように上機嫌で帰っていったような気がするのです。当然の事ながら、それなりに完成度の高い演奏にはなっていて、結果として、華やかなフランスのエスプリが満載されたアルバムとなっています。オーダーはリンク先の詳細掲載ページで ジノ・フランチェスカッティのヴァイオリンは聴く者を幸福な気分にさせる。その音は豊潤で、艶やかで、屈託がない。深刻ぶったところもない。心地よさを伴いながら耳の中にすべりこみ、鼓膜に浸透し、全身に行き渡る。 正直なところ、彼が遺した録音には、「この作品なら、この1枚さえあればいい」といいたくなるほど決定的なものは、ほとんどない。サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番や「序奏とロンド・カプリチオーソ」、ヴィターリのシャコンヌ、ラロのスペイン交響曲、ベートーヴェンの「クロイツェル」、パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番など、ファンから絶賛されてきた録音はいくつかあるが、「無双の名盤」とはいい切れない。ただ、そのヴァイオリンには、彼にしか出せないベルカントのエキスがたっぷり含まれている。 演奏、解釈の精神性やら、音楽の深淵に誘う濃厚さや深刻さとは一線を画した美音と名技が素晴らしい。バッハにしても、モーツァルトにしても、「もしパガニーニが弾いたら、こんな風になるかもしれない」と思わせる無色の気迫のようなものが、音楽の底を覆っている。ラテン的に明るい演奏スタイル。と言うのが、これ。 断定しても良い位に、『フランチェスカッティのヴァイオリンの音質は、慈しみ愛撫する人肌の感触を思わせる。高音域においてさえ潤いのあるヴィブラートがかかり豊かな情感を生みだすのだ。』 ジノ・フランチェスカッティはフランスのヴァイオリニストだが、パリ音楽院にはいかずパガニーニの孫弟子にあたる父親と、その父親の弟子だった母親の薫陶を受けて育った人だった。 ー ヴァイオリンが理想のソプラノを模した楽器であることを一聴理解させてくれる凄みを持つ。美には様々な相貌があるから、『燦然たる』とか「絢爛豪華な」という形容詞がどのくらいのイメージの助けになるかわからないけど、紛うところなく親しみやすく、美しい歌い口が魅力のヴァイオリニストである。もしかしたら演奏しているジノの脳裏には母親の姿が常にあったのでは無いかとさえ思えます。彼が使っていた古今の銘器『ハート』と名付けられた1727年製のストラディヴァリウスは現在、サルヴァトーレ・アッカルドの手許にあるがフランチェスカッティの音がしないからだ。 通販レコード詳細・コンディション、価格 プロダクトレコード番号MS6617作曲家エルネスト・ショーソンモーリス・ラヴェルカミーユ・サン=サーンス演奏者ジノ・フランチェスカッティオーケストラニューヨーク・フィルハーモニック指揮者レナード・バーンスタイン録音種別STEREO↞"360SOUND"STEREO"360SOUND"↠前期黒文字ロゴ2 EYES, STEREO 1枚組。 販売レコードのカバー、レーベル写真 < div class="analogsound" style="background:#e9eaed;border:#f59c38 solid .2em;padding:.6em"> 《2EYES 360 Sound Black with "Arrows Eye" logo at bottom"》米コロムビアは、1960年代の初めに高品質レコードの証としてキャッチコピーとして”360 SOUND”を使用開始する。すでにモノラル時代にジャケットには使用されていたので、”復活”というほうが正しい。1962年から六ツ目(ステレオとモノラルとでは同じ六ツ目でも若干スタイルが違って、ステレオは外周が黒地になり、トップに赤と白の矢印が入り、後期盤になるとモノラルと同様にトップの矢印の中に"CBS"のロゴ文字が入る)から二つ目(左右1個ずつの白抜きの目玉ロゴがあるもののこと)に変わり、モノラル盤と同様に下部に黒文字で"360 SOUND STEREO"の文字が入る(360 Sound Black without "Arrows", MS6350~6500辺り)。翌1963年には、"360 SOUND STEREO"の両端に矢印が付いてくる(360 Sound Black with "Arrows")。MS6500~6800辺りがこのレーベル。そして1965年中期から1970年までは同じ二つ目ですが、下部のロゴは白文字 "360 SOUND STEREO" に変わる(360 Sound White with "Arrows Eye" logo at bottom")。MS6800以降、MS7500あたりまで使われ、ワルターやオーマンディ、グールドといった演奏者のお馴染みの録音が多く、品質が安定しているので親しみやすい。 コンディション ジャケット状態M-レコード状態M-製盤国US(アメリカ合衆国)盤オーダー・リンクと販売価格詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。オーダーは品番 / 34-23732販売価格8,800円(税込) (さらに…)...
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幸福感を満喫 フランチェスカッティ、オーマンディ&ミトロプーロス ウォルトン&ラロ・ヴァイオリン協奏曲

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